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「筋トレで挫折する人」が無意識にやる「悪習慣」 「30秒スクワット」で今年こそ運動不足を解消

東洋経済オンライン / 2024年1月15日 6時50分

そこで、「運動をした日」の基準を低くしてみたのです。「短時間でもOK、1日1回でも体を動かせば、その日は運動をした」とし、スポーツクラブに行けない日は、自宅でスクワットを行い、毎日続けることを目標にしました。

すると、どうでしょうか、徐々に運動が生活のなかに定着してきて、体形も変わってきて、もっと運動をしたいと思うようになったのです。

さて、②「絶対に休んではいけない」とまじめに実践する人も挫折しやすい、というのは意外かもしれませんね。でも実は、言い訳をする人よりも、まじめなタイプのほうが挫折の可能性は高いといえます。

トレーナーとして指導をしていると、「絶対に休んではいけない」と、トレーニングをなかば義務的に行っている方に出会うことがあります。まじめなのはいいことですが、こういう方ほどそれが何らかの理由で途絶えたときに一気に挫折するということを何度も見てきました。

知っておいていただきたいのは、筋トレを数日休んだからといって、今までの努力が水の泡になるなんてことはありえません。どうしても体がつらくて休みたいというときには無理せず休んでください。

運動は、楽しくなければ続きません。「キツいときは無理をしない」という心がけも、習慣化するうえでとても大切なことです。

とくに40歳を超えたら無理は禁物。若いうちは体力的に多少無理をしてもケガをしづらいですが、40歳を超えるとそうはいきません。回復力も衰えるのでケガで運動できない期間が長くなると、結果的に運動をやめてしまうことにもなりかねません。

100回より30秒のスクワットが有効

これまでお話ししたことを踏まえると、挫折しない筋トレとはこのようなものになります。

●短時間でよい
●無理をする必要がない

まず時間ですが、「長い」と感じない時間を自分でいろいろ試してみました。忙しいときは「長い」「めんどうだ」と感じることが習慣化の障害になるからです。

その結果導き出したのが30秒です。

1日のうちで「30秒だけください」と言われて、忙しくて時間がないと答える方はいないと思います。

そして、無理をしなくてよい筋トレは何かということですが、それは「スクワット」。よりによって、もっともきつそうなスクワット!?と思われるかもしれません。でも、スクワットほど、筋肉を一度に効率よく鍛えられる運動は、ほかにないのです。

そこで編み出したのが、「30秒スクワット」です。

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