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「英語圏に移住して働きたい」彼女が見落とす視点 英語ができるのは常識、その上でどう考える?

東洋経済オンライン / 2024年1月17日 12時25分

そのうえで、どの分野に注力するべきかを考えたほうがよいのですが、何事も「これだけやっておけば安心」になる、確実な分野やスキルはありません。

であるからこそ、自分で分野を絞り、なるべく早くその分野に注力する、ということが大切なのです。

例えば、現在のお仕事であるメーカーの営業事務ですが、何のメーカーかはわかりませんが、その分野における製品や開発、営業などに誰よりも詳しくなり、同業他社からお声がかかるくらいのレベルを目指すことだって選択肢としては十分あるのです。

むしろ、実務経験がないのに勉強しただけ、資格を取っただけではどこも雇ってくれないのは、海外だけでなく日本においても同様です。

ですから、例えば会計などと分野を決めたならば、すぐにその分野で仕事を得て、日々勉強し、関連資格の取得(目指す国の資格を含む)も図る、といった行動にいち早く移すべきです。

どの分野でもそうです。経験がなく勉強だけ、資格だけでは雇用機会は得られません。

日本でも海外でも大事なことは同じ

繰り返しですが、この分野だけやっておけば安心、資格や学位を取れば確実、ということは日本・海外を問わずありません。

何の分野であれ、どれだけ真摯に仕事を打ち込み、勉強し、そのうえで自分なりに仕事などを通じて人脈を広げることができるかが大切です。

そのような考え方でINさんが、まずは目指す国や生活スタイルなりを明確にし、そのうえで雇用機会を把握し、今の仕事との兼ね合いも踏まえて注力するべき分野を決められるであろうことを応援しております。

安井 元康:『非学歴エリート』著者

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