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親の言うこと聞く子ほど「成績が下がる」ジレンマ 真面目に授業に出ているのになぜ伸びないのか

東洋経済オンライン / 2024年1月18日 11時40分

いろんな会社・予備校が大学受験の模擬試験を実施していますが、その実施の時期というのは学校や地域によって分かれる場合があります。その実施時期のズレを利用して、模試の出題や答えを不正に入手する行為が横行しているのです。

本来は自分の本当の実力を測るための模試ですが、子供はさまざまなプレッシャーによって、「いい点を取らなければならない」と強迫観念を持ってしまい、こうした行為をしてしまうわけです。まさに本末転倒ですね。

そして、これらの行為をしている子の多くは、「まさかあの子がそんなことをするなんて」と周りの大人が言うような、「良い子」だと言われています。大人のプレッシャーによって「結果」に拘泥し、「良い子」でありたいからという理由で、そうしてしまうわけですね。


自分で考えて答える子に育てる

結論として、子供に対して「良い子」であることを求めるのは、子供を追い詰めてしまい、結局成績も上がらなくなってしまうということです。

「大人から答えをほしがる『良い子』ではなく、自分で答えを出す子になってほしい」と考える大人の数が増えれば増えるほど、こうした現象も少なくなっていくのだと思います。

もしこれを読んでいるのが親御さんであれば、ぜひ理解し、そして「自分で答えを考える主体性を育てる方法」を学んでいただきたいと思います。

西岡 壱誠:現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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