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「良い人脈に恵まれる人」「そうでもない人」根本差 ただ名刺を集めるだけの人に欠けていること

東洋経済オンライン / 2024年1月26日 12時25分

あなたの調子が悪く、本当に助けてほしいときには蜘蛛の子を散らすように離れていきます。

最近、タレントの炎上などを見ていると、急に手の裏を返すようにバッシングが増えたりするのを、よく見受けることがあるのではないでしょうか。

当然ではありますが、成果を上げる人や成功していく人は「良い人脈」に囲まれており、応援したくなる人であることは間違いありません。

では、どうすれば「良い人脈」に囲まれ、「残念な人脈」が寄り付かない人になるのでしょうか。

良い人脈に囲まれている応援したくなる人の特徴

会社向けに研修などで「応援したくなる人の特徴を洗い出してください」という簡単なワークをすると、数多くの方が近しい特徴を洗い出します。

例えば、「素直」「一生懸命」「チャレンジする」などです。

他にも、キャロル・S・ドゥエック(著)『マインドセット「やればできる!」の研究』を参考にお伝えすると、

・新しいことにチャレンジしたい
・努力は何かを得るために欠かせない
・批判から真摯に学ぶ
・他人の成功から学ぶ

などの特徴を持ち合わせた人が、良い人脈に囲まれ応援したくなるわけです。これらの特徴を持った部下や後輩が自分の元に現れたなら「応援してあげたいな」と思いますよね。

一方で、「残念な人脈」に囲まれ応援したくない人の特徴としては、

・失敗を恐れ、チャレンジしない
・言い訳をして努力をしない
・批判的な意見は無視する
・他人の成功に嫉妬する

などの特徴ばかりを持ち合わせていると応援したいと思えません。

「残念な人脈」に囲まれているどころか、周りにあまり人がいない可能性すらあります。

また、自分が「残念な人脈」に囲まれているかを簡単に判別する方法として、自分の周りにいる人を思い浮かべ「心から応援したいと思える人はいるのか?」と自分に問いかけてみてください。

もし、誰の顔も思い浮かばなければ、今ある「人脈」というものは名ばかりで、あなたの人生にとって必要のない人が周囲に多いことがわかります。

そういう場合は、今すぐにでも人間関係の断捨離をお勧めします。

なぜ、断捨離が必要かというと「ダンバー数」という理論を聞いたことがあるでしょうか。

諸説ありますが、一つの参考として紹介します。

「ダンバー数」とは、1993年イギリスの人類学者ロビン・ダンバーが、霊長類の脳の大きさと群れの大きさとの間に相関を見いだしたものです。

霊長類が親密なグループを築くとき、群れの大きさは大脳皮質の大きさに相関し、人間が円滑に安定して維持できる関係は150人程度だという理論を発表しています。

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