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約20年で35億!成金ニートが"後悔"した買い物 高級車以上に「必要なかった」と思ったのは…

東洋経済オンライン / 2024年1月28日 12時0分

「家計簿をつけて可視化したら、次は自分の中で削れる支出と削れない支出をリスト化しました。そのリストを基に、家計簿を見ながら無駄遣いがないかチェックをしていました」

リスト化は自分自身との対話につながる。何を削り、何が削れないかはその人自身を表している。節約貯金を継続させるためには無理をしすぎず、自分に合った方法を模索するのが大事だ。

「僕は髪にかけるお金は1000円カットで十分ですが、美意識高い人はそこ削れないっていうのはありますよね。僕が削れなかったのは旅行です。大好きなので削りたくなかった。でも節約するためには何も気にせず使えるわけではないので、ホテルや飲食店のクーポンをチェックしたり、交通費を安くする方法を調べたり、テクを使ってお得に旅するのを楽しんでいました」

可視化のメリットは、節約貯金に対するモチベーションが上がったこともある。

「とにかく銀行口座のお金が増えていくのはすごく楽しいですよね。特に資産形成中は、家計簿をしょっちゅう眺めて、増えていく数字を見てニヤニヤしていました。でも、今はお金を使わないといけないので、減っていく口座を見るのが切なくて複雑な思いもあります……」

マサニーさんは自身を「運だけで成り上がった成金ニート」 とXでもたびたび強調している。マサニーさんの言うところの“成金”、資産36億万円の億万長者になって何が変わったのだろうか?

「本当にお金の悩みから解放されたことです。お金の話ってなんか汚いイメージ抱いている日本人も多いかもしれませんが、確かにお金で幸せはなかなか買えないと僕も思います。でも一方で、お金があることで多くの不幸は回避できるんだなと痛感しました」

衣食住に困らない、そして子どもの養育費を安心して払えて、子どもと一緒に行きたいところへ旅行に行く、そういったことを当たり前にできる安心感は強いそうだ。

お金があれば必ず幸福とも限らない、お金があって不幸な人もいるかもしれない。一方で、お金があることで不幸の種にすべて対処できるのだ。

節約とはモチベーションの上がるゲーム

マサニーさんにとって節約とは何だろうか?

「僕にとって節約は、ゲームみたいなものですかね。楽しみながら節約することで、どんどん資産が増えて、モチベーションも上がってくる。最終的に資産形成ができて、すごい幸せになれるものです」

最後にお金を貯めたいと考えている人に向けて、アドバイスをもらった。

「僕はスタートアップ投資でたまたま運よく35億円を手にしたんですけども、原資となる5000万円はサラリーマン時代にコツコツ節約・貯金・投資をして13年で資産形成しました。投資で億万長者は運かもしれませんが、資産1億円は誰でも可能性のあるものだと思います。

節約もゲーム感覚で楽しみながらやればつらくないので、ぜひ楽しみながら“億り人”を目指してもらえたらなと思います。皆さんの自由に楽しい人生を、心から願っております」

本連載では節約・資産形成について話を聞かせてくださる方を募集しています(身バレ防止には最大限の配慮をいたします)。くらまさんと話してみたい方は、応募フォームからご応募ください。

くらま:倹者の流儀/節約系ユーチューバー

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