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ゴンチャの「420円モーニング」が超絶面白かった タピオカブーム終焉後も人気維持、その実力は?

東洋経済オンライン / 2024年2月3日 7時0分

「朝からガッツリ食べたい」という人には不向きですが、「軽く小腹を満たしたい」というときにはぴったりの量です。

摩訶不思議なコントラスト「叉焼メロンパン」

「叉焼メロンパン」は、2020年にオープンした横浜中華街の飲茶店で提供され、話題になったのでご存じの方もいるかもしれません。ゴンチャでは2022年の夏からメニューに加わりました。

メロンパンとしては小ぶりな手のひらに収まるサイズ感。コンビニの肉まんの大きさをイメージするとわかりやすいと思います。メロン風味のビスケットはサクッと軽い食感で、パン生地は薄め。中には角切りの甘辛く味付けしたチャーシューが入っています。

菓子パンの中にお総菜パンの具材が入っているという、摩訶不思議なコントラスト。メロンパンの部分も、チャーシューあんの部分もなじみのある味で、ちゃんとおいしいのですが、一緒に食べると新しい。口のなかに面白みが駆け抜けます。

甘いとしょっぱいの組み合わせで人気のメニューとしては「マクドナルド」の朝マックメニュー「マックグリドル」が有名ですが、それよりもさらにしょっぱいが強め。チャーシューあんの部分の味付けがしっかりしています。毎日食べたいとは思わないけれど、一度食べたら忘れられない、たまに食べたくなる魅力のある味です。

セットドリンクの「阿里山ウーロンティー」は、「アイス→甘さは普通→氷の量は普通→トッピングはなし」でオーダーしています。飲んだことがない人は、ウーロン茶に砂糖を入れることに違和感を覚えるかもしれませんが、飲んでみるとこれがおいしいのなんの。

「阿里山ウーロンティー」はウーロン茶とは名乗りながらも、苦味や渋みは控えめ。赤みが強く明るい色味で、紅茶とウーロン茶のいいとこ取りをしたようなお茶です。一口飲むとふわりと華やかな香りが口の中に広がります。

飲み口はスッキリとしていて、でもお砂糖が入ってしっかり甘いので元気が出る感じ。甘い飲み物が欲しいけれどオレンジジュースは酸味が強すぎるし、炭酸飲料は刺激がありすぎる。そんなときにドンピシャな飲み物が「ゴンチャ」なのかもしれません。

ゴンチャの店内は若い女性ばかり

ゴンチャはタピオカブームの終焉後も、人気を維持しつづけています。

「ゴンチャ」はご存じのように、2019年のタピオカミルクティーブームを牽引した、大人気店です。2020年のブームの終焉後も他店が続々と閉店していくなか、順調に店舗数を伸ばし続け120店舗以上を展開しています。

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