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大阪で「1日1億円超チョコが売れる」催事の正体 阪急うめだ本店「毎日でも来たくなる」仕掛け

東洋経済オンライン / 2024年2月3日 12時30分

「日本で最高のチョコレートイベントです。僕たちが始めて間もない頃から情熱を持って扱っていただきました。今日も日帰りで駆けつけました。恩しかありません」(ミニマルビーントゥーバーチョコレート代表の山下貴嗣さん)

カカオに注目した売り場を、日本で先駆けた功績もある。「華やかなシェフやブランドに目が行きがちですが、カカオの生産者、素材の生産者の存在も、しっかり伝えたい」と、髙見さん。誰でも参加できる無料のセミナーでは、有名シェフもカカオ生産者もチョコを解説、思いを伝える。連日、大盛況だ。

「お客さま、ショコラティエ、ブランドのみなさんあってこそ。売り上げてブランドと百貨店だけがハッピーなだけでなく、お客さま、チョコレートとカカオに関わるみなさんも、誰もがハッピーになるイベントにします」と、髙見さんは話す。「うちの百貨店は、外観がココア色なんですよ。まさに阪急チョコ百貨店開店です」と笑うのは、広報担当の米田進悟さん。

16年イベントを率いるバイヤーの経験と、「楽しさ世界No. 1」を本気で目指す社員たちの熱意が、日本最大級のバレンタインイベントを生み出したのだろう。

市川 歩美:チョコレートジャーナリスト/ジャーナリスト

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