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ひろゆき「これから生き残る仕事」の納得理由 人にモノを売る仕事はなくならない

東洋経済オンライン / 2024年2月7日 18時0分

英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人であるひろゆき氏が考えるこれからの社会(写真:稲垣純也)

英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人で、現在はYouTubeやネット番組でも活躍中のひろゆき氏。同氏は、これからの仕事の人間の未来についてどう考えているのでしょうか? 『気にしない生き方』から一部抜粋、編集してお届けします。

生成AI時代の働き方

AIや機械学習の技術が進歩したことで、これまで人間が行っていた仕事は、すごいスピードで自動化が進んでいます。とくにホワイトカラーのデスクワークは、AIに置き換えられる確率が高い。

RPA(Robotic Process Automation*)という仕組みを導入する企業も増えてきました。請求書を発行する、領収書を精算するといった定型的な業務はもう自動化できるようになっているんですね。

(*デスクワークを、パソコンに内在するソフトウェア型ロボットが人間の代わりに自動で行うことを指す概念)

少し前の話ですが、銀行や保険といった金融業界でも、リストラが本格化しました。

かつて、安定した職場として就職したい企業ランキングで上位だったメガバンクも、数千~数万人規模の人員削減を計画し、保険会社、たとえば富国生命保険も給付金を査定する部署の人員を3割削減しました。富国生命はIBMのWatson Explorerを導入して査定業務を効率化したそうです。

最近では、海外の大手IT企業でも大規模なリストラが進行していて、2023年にイーロン・マスク氏が敢行したTwitter(現Ⅹ)社の大量解雇のニュースは、日本でも話題になりましたよね。

残る仕事、消える仕事ランキングみたいな記事もよく見かけます。こういう記事では、人間に残るのはクリエイティビティだとか、人間を相手にした仕事は人間にしかできないと書かれていたりします。

そんな中で、僕がこれからも残ると考えている人間の仕事は、「営業」です。コンピューターを使って数字をいじくる、デスクワーク系の仕事は全部なくなりますが、人間相手にモノを売る仕事は、なくならないんじゃないでしょうか。

「営業」と聞くと、そのワードからにじみ出る体育会系感だけで、苦手意識がわいてくる人もいるかもしれません。「ノルマ」「飛び込み」「接待」などなど。

これから生き残る仕事は何か?

内向的な人にとって営業はネガティブなイメージがつきまとうでしょう。知らない会社に出向き、名刺交換して、頭を下げて商品を売り込む。あるいは、ある地域の家のインターホンを片っ端から押して、飛び込みで営業をする。勧誘電話をかけまくる。

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