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新築より"中古マンション"を選ぶ5つのメリット 人気エリアでも自分好みの物件探しが可能に

東洋経済オンライン / 2024年2月9日 16時0分

中古マンションの人気が高まっているという(写真:shimanto/PIXTA)

マンション購入を検討するにあたり、「新築か、中古か」迷っている人も多いのではないでしょうか。そこで日下部理絵さんらによる書籍『絶対に失敗しない! 中古マンションの見極め方』より一部を抜粋し、「中古マンション」の魅力についてご紹介します。

マイホームは、おそらくほとんどの人にとって人生で一番高い買い物だろう。だからこそ立地や周辺環境、間取りなど悩みは尽きない。なかでも最大の悩みは、新築・中古の選択ではないだろうか?

【図表で見る】既存住宅を購入した理由で一番多かった回答は?

いま売れているのは、新築ではなく中古マンションである。それは新築の価格が高騰し過ぎて、手が届きにくくなったことが1つ。2つ目は、新築の供給戸数が減っていること。3つ目は、購入者の中古に対する価値観が変化したことだ。

どんなメリットがあるのか、具体的に見ていこう。

中古マンションの魅力とは

【ポイント①】価格が安い

何といっても新築より、中古マンションの方が価格が安い。築年数にもよるが、一般的に同程度の立地の場合、新築より3~5割程度価格が安いといわれている。

また新築マンションの価格がバブル期並に高騰している。特に上昇しているのが首都圏で、高止まり傾向が続いている。一時は新築と中古マンション1戸あたりの平均価格の差が1億円にも迫ったときもあるほどだ。さらに価格が高くなった分、新築の供給戸数も減少傾向にある(図表1)。

【ポイント②】住宅ローンの負担が軽くなる

価格が安ければ当然、住宅ローンの借入額や初期費用は少なくて済む。ゆとりができた分、趣味や旅行、教育費などに資金をまわすことができる。

そもそも今の時代、長期間にわたって安定的な収入が得られるとは限らない。リストラや転職などのリスクを考えても、できるだけ多くの余裕資金を確保しておくに越したことはない。

しかも価格が安ければ、40代から住宅ローンを組んでも定年前までに完済できる可能性が高まる。50代後半や60代など、シニア層の買い替えにも中古マンションはおすすめだ。価格が安い中古なら、既に所有している物件の売却資金と退職金で賄えるかもしれない。余裕資金があれば、バリアフリー化などのリフォームを実施することもできる。

【ポイント③】自分好みのリフォームやリノベができる

近年、高騰する新築マンションの販売価格を抑えるため、内装や設備など標準仕様のグレードを落とす事例が散見される。

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