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耐熱容器で"レンチン"50歳からのひとりごはん 子ども独立後は「作りすぎない」を肝に銘じて

東洋経済オンライン / 2024年2月10日 18時0分

買い物は量が減って楽になりましたが、逆に調理の合間の細かな作業が増えました。

たとえば、玉ねぎの4分の3個をラップでくるんで野菜室に戻す、塩は小さじ4分の2でしょうゆは大さじ2分の1など、使う調味料も少しずつになります。

大雑把な私は、この細かな作業にいちいちイライラします。どちらかというと「少しだけ作る」ほうが大量調理よりも面倒に感じてしまうのです。

前にもふれましたが、お米の減り方も全く違います。昔と同じ勢いで買っても、なかなか減らないのです。

以前は白米を一度にたくさん炊いても、お弁当や夜食でどんどん消費していきました。毎日「ごはん足りるかな?」と心配していましたが、逆に今は「食べきれるかな」に変わりました。

もう5合炊きの炊飯器を使うこともなく、最近では一番小さな鍋で必要なときに少量だけごはんを炊いています。それでも余ったら冷凍しています。

つまり、変化した食環境にともない、「使う調理器具」のダウンサイジングが必要な場合もあるのです。

大きな鍋やフライパンをいつまでも使い続けるのには、作りづらいばかりか単純に重い・邪魔などの不具合を感じます。最近では食器すら「軽いもの」目線で選ぶようになりましたから。

最近、私はお弁当調理に使っていた小さな卵焼き器をフライパン代わりに使っています。鮭の切り身がちょうど一切れ焼ける最小サイズです。お弁当用にウインナーを炒めたり、だし巻き卵を作っていた小さな卵焼き器が、今や私専用のメインのフライパンとして大活躍です。

ひとり分のおかずなら、これで切り身魚を焼いたり、野菜や肉を炒めたりします。後ほどご紹介する簡単な揚げ物ならば、少し多めに油を入れて調理すれば楽チンです。

汁物にはミルクパンサイズの鍋をヘビロテです。

そして、もうひとつ少量調理に便利なグッズが「フードコンテナ」です。
いろんな種類や呼び方がありますが、食品を入れる保存容器でレンジ使用が可能なものを使います。私は大中小と3種類をそろえていて、調理用は大(約15cm四方)をよく使います。

これに食材を全部入れてレンチンするので、できあがり量の想像がつきます。ボタンひとつで簡単なのはもちろん、洗い物の手間が減るのも嬉しいポイントです。

また、ガラス製のフードコンテナはそのまま食器代わりにもなり食卓に出せるので、ひとつ持っておくと便利です。

そもそもコンテナひとつに入る食材の量には限りがあるので、この際余っている食材を全部入れてしまえ!という暴挙に出ることも防げます。

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