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カレーショップC&Cの「500円朝食」がくれる活力 回転率最高!これぞ働く社会人の味方のメニューだ

東洋経済オンライン / 2024年2月10日 7時0分

食べ進めると、スパイスの刺激で額に汗がじわり。辛さの度合いで言うと「あくまで中辛だけど、どちらかというと辛め」という具合。辛いカレーが苦手な人でもおいしくいただけそうです。

カレー専門店ならではの、完成度の高いルー

ルーの味は昔ながらの正統派。インド風でも欧風でもなく、強いて言うなら昭和風です。

昭和50年代にデパートの屋上の売店で食べた懐かしい味わいもあるのですが、決して安っぽくはない。カレー専門店ならではの、味の深みがある、完成度の高いルーだと思いました。

硬めに炊いたライスと合わせてパクリ。半分食べ進めたあたりで、やわらかたまごをくずして食べると、カレーにまろやかさとコクが加わり、さらに美味です。

通常よりもちょっと小さめサイズで、「お腹がいっぱいになりすぎて、食べる前よりかえって眠くなってしまった」というようなこともなく、多からず少なからずのジャストな量でした。

朝カレーをモーニングの選択肢に

朝カレーを食べると、スパイスが体の芯に火をつけるのか、炭水化物が脳や体を動かすエネルギー源になるのか、それともその両方か、食べ終わるころにはパッチリと目覚めて、「今日も1日頑張るぞ!」という、力がみなぎっていました。

この日訪れた店舗でも、サラリーマンと思しき男性の姿がチラホラ。黙々とカレーをかっこみ、ジャケットを羽織って店を出ていく背中は、気のせいかどこかシャンとしている気がしました。

それぞれの背中にいろんなものを背負いながら、それでも頑張って今日を生きる……朝カレーは、そんな働く人たちの背中を、わずか5分という時間で押してくれるメニューなのかもしれません。

編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。

大木奈 ハル子:ブロガー・ライター

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