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ひとりごはん「野菜食べきれない」問題解決ワザ どんどんしなびていく大物野菜どう使い切る?

東洋経済オンライン / 2024年2月12日 10時0分

当然悪意はなく、そもそも我々世代の頭は考えるより先に自動的に相槌を打ってしまうシステムになっているのです。この場合に限らず、だいたいおばさんというものは人の話を聞いていないわりに何でも構わず勧めてきます(自分含む)。

このように女友達とは絶対ネガティブな意見を言わず、じゃんじゃん買わせる生き物です。

かの高原キャベツも、あのときは食べきれると思っていたのです。だからこそ、近所のスーパーでも買えるものを遠路はるばる連れ帰ったのですが、しかしそれは完全に出来心でした。

道の駅でテンションが上がりきった我が姿が走馬灯のようによみがえり、目の前には断面が変色した例のキャベツがあるのが現実です。

そうです。地場産の新鮮野菜がお安く並ぶ道の駅や産直市場は、我々にとっては危険地帯でもあるのです。

思わず買い込んでしまうのは多分、日頃のストレス発散なんでしょうね。

とりあえず「ゆでる」

実際は4分の1カットのキャベツでも持て余す今日この頃です。「何を作ろうか」と考えるのも、実際作るのも嫌になります。

そんなときは「とりあえずゆでる」。包丁でざく切りして、ゆでてしまいます。

塩もみや漬物などの簡単な副菜を作ってから使いまわしていくのにもそれなりに頭を使いますから、ここは無の境地でただ切ってゆでる。単純にカサが減れば保存も楽になります。

そして生の状態よりも少しだけ劣化寿命を延ばしたことで、一瞬だけ心の平和が訪れます。

ゆでたキャベツは3、4日で食べきれそうな分量を冷蔵に、それ以外は冷凍です。冷凍する場合は汁気を切って保存用ポリ袋に入れ、なるべく薄く伸ばしておくと、使うときはバキッと手で割って必要量だけ取り出せます。

このようにいったんゆでておけば、味噌汁の具や炒め物にもすぐに使えて加熱時間も短くて済みます。

そして繰り返しがちな買い物の失敗を忘れず、キャベツや白菜は最少の四分の一単位で買うことを心に刻みます。もちろん多少割高でも、です。

結果、無駄にするより経済的で、追い立てられるような気持ちの負担もなくなります。重たい野菜を運ぶのは筋トレですが、使いきるのは脳トレですね。

大物野菜の消費リレーに!提案レシピ

キャベツや白菜は適当な大きさに切り、軽くゆでておく。保存容器に入れて、冷蔵で3日間、冷凍で2週間を目安に使いきる。

ゆでた後、まず副菜としてマリネに。余ったものはほかの料理にも展開できる。

ゆで野菜のマリネのレシピ

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