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多くの人が見落とす「医療費控除」で得をするコツ 医療費10万円以下の人も、取り戻せる可能性大

東洋経済オンライン / 2024年2月12日 15時0分

医療費控除では、支払った医療費をまるまる引けるわけではありません。医療費が11万円のとき、たとえば、計算式にしたがって10万円を引くと、医療費控除額は1万円です。節税効果はおおむね「所得控除の金額×その人の所得税率」なので、税率5%の人なら1万円×5%=500円の還付額、税率40%の人なら1万円×40%=4000円の還付額です(税率の高い人が節税効果は高い)。

領収書をザッと計算して、「医療費控除」と「セルフメディケーション税制の利用」を比較して、有利なほうを選んでみてください。

『自分ですらすらできる確定申告の書き方 令和6年3月15日締切分』では、みなさんからの質問が多い 「医療費控除の対象となるもの、ならないもの」についても、きめ細かなケースをあげて解説しています。

一般的には、タクシー代は医療費として認められません。ですが、上記のように、条件によっては、医療費として認められる場合もあります。もれなく医療費を計上するために、ぜひ、参考にしてください。

(構成:川田さと子)

渡辺 義則:公認会計士・税理士

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