1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

ひろゆき「頭のいいモチベーションの高め方」 やる気が自然と湧いてくる逆転の思考法

東洋経済オンライン / 2024年2月15日 19時0分

英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人であるひろゆき氏が考えるこれからの社会(写真:稲垣純也)

ひろゆき氏が語る「頭のいいモチベーションの高め方」とは――。

英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人で、現在はYouTubeやネット番組でも活躍中のひろゆき氏。同氏は、「頭のいい」生き方についてどう考えているのでしょうか?『気にしない生き方』から一部抜粋、編集してお届けします。

「やる気」は科学的には存在しない

やらなきゃいけない仕事があるのに、ぜんぜんやる気が出ないということは、よくありますよね。

小学校で出される夏休みの宿題にしても、きちんと計画を立てて早めに終わらせるタイプと、ギリギリまで何にもやらないタイプに分かれると思いますが、僕はもちろん後者でした。

こういう性格って、大人になったからといってそうそう変わるものではありません。僕は早い段階で自分の性格に見切りをつけて、「すごく困るというわけでないなら、やらない」と割り切ることにしました。

あとで困るのがイヤな人は、締切りまでにこなせるようにきちんと予定を立てるでしょうけど、それができないのであれば、もうしょうがない。

そういう僕も、やりたくない仕事を先送りして非常に困ることはあります。どうしようもなくなったら人の力を借りることもありますし、それもできなければ自分でやるハメになるわけですが、それでもなかなかやる気が出ません。

では、どうするか?

まず、そもそも「やる気」などというものは存在しないということに、みんな気づいたほうがいいと思うんですよね。脳研究者の池谷裕二さんは、「『やる気』という言葉は、『やる気』のない人間によって創作された虚構」とまで言い切っています。

やる気は、人間の脳内に存在するのではなくて、何かの行動をやっているうちに気分が乗ってくる、それをやる気が出たと認識しているにすぎないのですよ。

コツは「自分を甘やかすこと」

僕がよく使うのは、「自分をトコトン甘やかす」というワザです。

たとえば、原稿を書かないといけないのにやる気が出ない、ゲームしたいという状況だったとしましょう。

そんな時、僕は「原稿を1行書いたら、ゲームを1時間してもいい」ことにします。まあ、我ながら、これはいくら何でも自分に甘すぎますかね。

そして、原稿を1行書くわけですが、たいていの人は1行だけでは終わらず、2行目もついつい書いてしまいます。

「原稿1行にゲーム1時間は、さすがに人としてまずいだろう」という罪悪感もありますから。2行目を書いたら、3行目も何とか書ける。それを続けていくと、気分が乗ってきてあっさり原稿が書けてしまったりもするわけです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください