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フリード+/アルヴェル/ランクル70車中泊最前線 キャンピングカーより手軽、ベッドキット事情

東洋経済オンライン / 2024年2月16日 12時10分

なお、これら装備は、すでにフリード+を所有するユーザーであれば、ロッキー2に車両を持ち込み、取り付けを依頼することも可能。また、ロッキー2はホンダ車の販売も手がけるため、各キットを組み込んだコンプリートカーの購入も可能だ。価格は、車中泊キットが49万5000円、サイドテーブルが6万5000円(リアテーブルレール込み)、電装キットが49万5000円だ。

また、コンプリートカーでは、たとえば、ベース車両が最安グレード「G」の場合、車中泊キットのみの装着車で298万4400円~343万5400円。車中泊キットと電装キットの両方を装備した仕様が347万9400円~393万400円だ(いずれも登録諸費用別)。

とくに、車中泊キットのみ装着したコンプリートカーでは、Gグレードであれば、ガソリン車2WDで298万4400円、ハイブリッド車2WDでも327万400円。エントリーユーザーなど、リーズナブルな価格で車中泊仕様車が欲しいユーザーには注目だといえる。なお、これらキットは、あくまで2列シート仕様のフリード+専用。3列シート仕様のフリードには装着できないので、念のため。

オグショーのトヨタ「アルヴェル」車中泊キット

一方、オグショー(静岡県浜松市)では、2023年6月に発売となったトヨタの最高級ミニバン、新型アルファード/ヴェルファイア用に開発中の車中泊キットや内装アイテムを出品。会場に、ヴェルファイアをベースにしたコンセプトカー「オグショー・ヴェルファイアMBコンセプト」を展示した。

デモカーの外装はノーマルのままで、室内に専用装備を設置する。内装は、純正の3列目シートを取りはずし、乗車定員を4名に変更。拡張したラゲージスペースを活かして、ベッドの土台となるベッドフレームを装備する。フレームの取り付けは、純正ナットを使うため、特別な加工は不要だ。そして、背もたれを後方へ倒した2列目シートとベッドフレームの上に、最大全長210cm×最大幅約140cmのベッドマットを搭載。これらにより、フラットで広々とした就寝スペースを作り出している。

ベッドマットの表皮には、ダブルステッチで仕上げた専用レザーを用いることで、アルファードやヴェルファイアが持つ上質なインテリアにマッチング。また、ベッドは、2列目シートの左右どちらかを通常のシートとして使い、もう片方をベッドにするといったアレンジも可能とする。なお、2列目シートに乗員が乗る場合は、2列目シート上のマットを取り外し、後部に積載する方式を採用。2列目シートの高い居住性を損なわないよう、ゆったりとした足元スペースも確保する。

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