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サッポロ社長「3Dは買収家のスティールと違う」 独占取材に「ビール特化方針」の理由を語る

東洋経済オンライン / 2024年2月16日 21時30分

──3Dが筆頭株主となりました。彼らの主張をどう受け止めていますか。

尾賀 資本効率が悪い、収益性が低いのはその通り。しかし筆頭株主といえども、意見交換はするが話に従うというのは違う。

──資本効率を重視してこなかったのは、やはり不動産が下支えしてきたからですか。

日本の会社が全体的にそうだったのではないか。われわれはビールで金額(売り上げ)よりも箱数(数量)で考えることが染みついている。ジャンルが複雑になる中でもぬぐい切れなかった。株式市場や資本市場に対する意識が薄かったことは事実だと思う。

──これからの改革で、OBからの意見も出てきそうです。

いろいろな方がいらっしゃるので、結論によっては怒鳴り込んでくるOBがいないとは限らない。10年先、30年先にこの会社がどうなりたいのか、それが正しいのかを考えて結論を出すべきだ。軋轢を乗り越えてでもそれをやることが正しいのかも考えていく。

(外部から)おもしろおかしく言われたり書かれたりするのは嫌だ。だから決まってから、しっかり話したい。

田口 遥:東洋経済 記者

前田 佳子:東洋経済 記者

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