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元祖トクホ茶「ヘルシア」、キリン移籍でどう変わる 21年目の老舗ブランド、花王の構造改革で売却

東洋経済オンライン / 2024年2月17日 7時30分

キリンはスーパーやコンビニの販路に加え、全国に約18万台の自販機を持つ。ヘルシア緑茶の年間販売数量が180万ケース(2023年、飲料総研調べ)に留まる中、まずは販売面での相乗効果から見込めそうだ。

花王とキリンの両社は、2022年から免疫機能と内臓脂肪との関連について共同研究を実施している。キリンはヘルシアとコラボし、昨年11月には「免疫ケア・内臓脂肪ダウン」をうたうサプリメントを販売。翌12月には、花王がプラズマ乳酸菌を入れたヘルシアを発売していた。機能性表示食品市場では、1つの商品で複数の機能をうたう「マルチヘルスクレーム」で差別化する商品が増えている。

ヘルシアブランドはキリンビバレッジに限らず、グループ全体で活用を検討する方針だ。発売21年目を迎えた元祖トクホ茶が、花王からキリンへ看板を変えて再び輝けるのか。8月から再スタートを切ることになる。

伊藤 退助:東洋経済 記者

田口 遥:東洋経済 記者

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