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今どきは改造もカーディーラーで楽しむ時代に シビックやアルヴェルの最新カスタムを調査

東洋経済オンライン / 2024年2月18日 11時30分

ホイールは、軽量な鍛造製の19インチアルミ製(税込み17万6000円/1本)だ。さらに、内装ではフルバケットシート(税込み29万7000円/1脚)や専用シフトノブ(税込み2万2000円)などを装備し、さらなるスポーティさを演出している。

よりレーシーなスタイルの「グループB」

一方、グループBは、「究極のタイプR」というコンセプトで開発し、より高性能化を図ったパーツ群だ。グループAのパーツ群をベースに、レーシングカーにも使われるカーボンやチタンといった軽量・高剛性の素材を使用。空力特性を向上させるエアロパーツでは、車両を地面に押しつける力などを意味するダウンフォース量が、グループAの25%増加に対し、グループBでは48%も向上する。また、ノーマル車と比べた車両重量も、18kgの軽量化となるグループAに対し、グループBでは38kgも軽くなる。

シビック タイプRといえば、5ドアハッチバック車の「シビック」をベースに、高性能エンジンや専用の足まわりなどを採用し、スポーティな走りを体感できることが魅力。昔からスポーツカー好きに大きな支持を受けてきたモデルだ。現行モデルでも、エンジンの排気量を1.5Lターボから2.0Lターボに変更し、最高出力もスタンダード車の134kW(182PS)から243kW(330PS)へアップ。専用のホイールやサスペンションなどと相まって、爽快な走りが楽しめるクルマに仕上がっている。

そんなシビック タイプRのポテンシャルを、さらにアップできる無限のパーツ群を待ち望むユーザーも多いだろう。シビック タイプRに限らず、スポーツカーの需要は昔ほどではない。だが、確実に「コアなファン層」はいる。そうしたユーザーにとって、レース活動で培った技術力に裏打ちされた無限の製品は、とても魅力的なのだ。

なお、今回発表されたパーツ群のうち、グループAは2024年春に発売予定(上記価格は変更の可能性あり)。2024年秋に発売予定のグループBは価格未定だが、カーボンやチタンといった高価な素材を使うため、グループAよりも高い価格帯となることが予想される。

モデリスタからはアルヴェル用アイテムが登場

一方のモデリスタ。こちらは、トヨタのグループ企業「トヨタカスタマイジング&ディベロップメント」が手掛けるカスタマイズブランドで、1997年の創業から続く老舗。トヨタ直系である強みを活かした品質の高さや、個性的なデザインなどに定評がある。

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