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婚活男性は女性が求める「清潔感」をわかってない ファッションに対する「解像度」を上げる方法

東洋経済オンライン / 2024年2月18日 12時10分

(写真: アン・デオール/PIXTA)

「清潔感とTPOが大事」というアドバイスは、婚活男性ならば、誰もが耳にしているはず。にもかかわらず実際の着こなしが「明らかに残念」というケースを見かけます。では彼らは、身だしなみをサボっていたのでしょうか。そんな訳ありませんよね。

【画像を全部見る】清潔感のあるファッション

自分目線ではなく、「相手目線」が抜け落ちたとき、どんなに服を用意しても野暮ったくなります。筆者は、婚活男性のコーディネートをする傍ら、全国各地にある結婚相談所のカウンセラーさんに「男性の婚活服を、コーディネートするコツ」を教える専門家です。

婚活中の男性が見落としがちな「相手目線の服選び」をシーンごとに解説します。

男性が「相手目線を誤解」しやすい理由

「清潔感が大事」という最もらしいアドバイスが意味をなさない理由は、その定義が漠然としているからです。そして具体的ポイントを明確にするコツは、対義語をイメージすることです。清潔感の対義語は「生活感」とも言えます。つまり生活感をゼロにすれば、自ずと清潔感が表れます。ところが男女で「ファッションに対する『解像度』」が違うため、生活感を認識するポイントにズレがあるのです。

たとえば男性は「お見合いにスーツを着ていく」ことで、TPOと清潔感を満たしていると捉えがち。ですがファッション解像度の高い女性は、「生地がヨレたスーツ」に生活感を抱いてしまいます。もちろん営業職ならば、女性同様の目線で生地ヨレを気にするでしょうが、「普段スーツを着ない」職種の方にとっては、そもそも気づきにくい視点なのでは。

他にも、服のサイズ感やネクタイ合わせなど、挙げればキリがありません。つまり婚活男性の服装が野暮ったくなる理由は、「ファッション『解像度』のズレに気づかないまま服を整えている」ことが原因。相手目線に立ったつもりでも、実は、自分の視座で服を用意していたのです。

だからこそ、あなたもファッションの解像度を上げてみませんか。「解像度」と言うと難しく聞こえますが、センスを磨くよりも、実は簡単に上げられます。

簡単に上がる!ファッション解像度の正体

まずは「シーンによって、見え方が変わる」という理解から始まります。TPOにも通じますが、もう少し抽象度の高い捉え方です。

たとえば、お見合い写真では「服の色」にこだわるのですが、その理由は「リアルの印象」と「2Dの平面印象」で、相手のキャッチする情報が変わるから。これは画面越しに行われるオンライン会議にも共通します。

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