新入社員が"知っておきたい"心折れず働く処世術 人生は必ず「自分次第」で好転させていける
東洋経済オンライン / 2024年2月20日 6時50分
春から新社会人になる人や、転職・異動で新しい環境で働き始める人も多いことでしょう。期待に胸が高まる一方、「仕事についていけるだろうか」「上司や同僚とうまくやっていけるだろうか」など心配もあるかもしれません。
そこで、IT業界で働きながら、仕事で役立つアドバイスをSNSで発信している「びっとらべる」さんの著書『社会人1年目「直前」の教科書 「驚異の新人」と呼ばれるために習得する100のメソッド』から一部を抜粋し、新入社員が知っておきたい「心と体の処世術」についてご紹介します。
「メンタル最強」と言われる秘密
私が新卒で入社した某大手半導体の会社。はじめは右も左もわからない不安と緊張に包まれた状態でしたが、最初に声をかけてくれたのは1歳上の先輩Kさん。そのKさんが丁寧に一から教えてくれて少しずつ仕事を覚えていきました。
【写真で見る】筆者が「自分が新入社員として社会に出て働く前に知っておきたかった、やっておくべきだった・準備しておくべきだったこと」を1冊にまとめている
最初はとても親切に仕事を教えてもらえて感謝していたのですが、だんだんとKさんは圧倒的上から目線でマウントを取ってきたり、平気で罵声を浴びせてきたり、無理難題を押し付けてきたり、自分の思い通りにいかなかったらキレたりするようになったのです。
理不尽なKさんの性格が露わになり、そんな日々が続き仕事に嫌気が差していました。しかし、私はその後もKさんの理不尽さに負けずに仕事を続けていました。
そんな私に周囲は口を揃えて言いました。「ここまでK君とタッグ組んで仕事できるのは君しかいない」と。
そうです、実はKさんはこの部署で有名な問題児だったのです。私の配属前にも一度問題行動を起こしており、辞めさせられる手前にまで至ったと後になって知りました(その後、Kさんはあまりにも周りからの評価が酷く、今回の件が重なったこともあり、他の部署に飛ばされました)。
他にも理不尽な職場の人間は何人かいましたが、心が折れずに仕事をこなすことができたのは、自分の中でうまく受け流す捉え方や考え方があったからだと思っています。
自慢するワケではありませんが、これは持って生まれた自分の「強み」であると自負しています。したがって、今までの人生で人間関係のトラブルを何ひとつ起こしたことがありません。起きないようにうまく立ち回ってきたと言っても過言ではないでしょう。
このように、もともと「うまく受け流す捉え方や考え方があった」ことにプラスして、Kさんのような自分の人生に悪影響を与えてくる人に潰されないよう自分で色々と学んだ結果、社会をラクに生き抜いていける心と体の処世術を身につけることができ、それが今の自分を助けてくれています。
知識は誰にも奪われない最強の武器
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