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家で「ねぎのパラパラ冷凍」がお勧めできない理由 冷凍王子が解説、ネギ&薬味の正しい冷凍法

東洋経済オンライン / 2024年2月25日 11時30分

ねぎの甘さを感じるシンプルな味わいがやみつきになります。

【材料(1人分)】
冷凍長ねぎ 1本分
パスタ 100g
にんにく 1かけ
オリーブオイル 大さじ2
塩・黒こしょう(粗びき) 適量

【作り方】
①フライパンにオリーブオイル、スライスしたにんにくを入れ、弱火にかける。
②にんにくが薄く色づいたら中火にして、冷凍長ねぎを凍ったままフライパンに入れ、しんなりするまで炒める。
③ゆでたパスタを②に入れ、塩を加えて混ぜ合わせる。

④皿に盛ったら黒こしょうをふる。

余りがちな薬味の冷凍方法

寒い日に恋しい鍋物に欠かせないのが薬味です。しかし、1回に少量しか使わないため、余りがち食材の代表格と言えるかもしれません。

薬味もコツを押さえれば、おいしく冷凍できます。冷凍ストックがあればとても便利ですし、食材もムダになりません。ここでは、4つの薬味の冷凍法を紹介します。応用すれば、バジルやローズマリー、パクチー、三つ葉なども冷凍可能です。

薬味類は、買ってきたらその日使う分以外はすぐに冷凍を。すでに香りが飛んでいたり、シナシナになっていたりする薬味の冷凍はおすすめしません。特に香味野菜は鮮度が落ちやすく、新鮮なものでも切った瞬間から香りがどんどん飛んで薄れていくため注意してください。

しょうが、みょうが、しそ、にんにく冷凍法

保存期間はいずれも2〜3週間を目安に。カットしたものほど香りが飛びやすいので、早めに使い切りましょう。

しょうが:よく洗って水分をふき、皮付きのまま切らずに丸ごとラップで包むか、すりおろしやすいサイズにしてラップに包み、保存袋に入れて空気を抜いて冷凍する。使うときは凍ったまますりおろすのがおすすめ。切って使いたい場合は、冷凍庫から出して1〜2分おいてからカットすると切りやすい。

みょうが:丸のままか、凍ったまま切りやすいように縦半分に切って、ラップで包み保存袋に入れて空気を抜いて冷凍する。使うときは解凍せず、そのまま刻んで使う。

しそ:4〜5枚ずつ重ねてラップで包み、保存袋に入れて空気を抜いて冷凍する。冷凍すると色は悪くなるが、香りや風味は残るので、凍ったまま刻んで、お茶漬けやパスタなど温かい料理に使うのがおすすめ。

にんにく:1かけずつばらし、皮付きのまま保存袋に入れて空気を抜いて冷凍する。使うときは凍ったまま包丁で両端を切って皮をむき、使い方に合わせて切る。硬くて切りにくい場合は、冷凍庫から出して1〜2分おく。

また、薬味は1種類だけではなく、お気に入りの何種類かを混ぜた「薬味ミックス」として冷凍するのもおすすめ。

凍ったままの薬味ミックスを、使いたい分だけ手でパキッと折ります。冷奴にのせてポン酢しょうゆをかけたり、そのまま味噌汁に入れたり、鍋物や湯どうふのタレに加えたりするなど、いろいろな料理に使えます。味噌汁に入れるときは、仕上げの段階で入れると香りがより保てます。

(構成/田中絢子)

西川 剛史:冷凍生活アドバイザー

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