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職場で攻撃的な人は"日本語覚えたて"で受け流す 新入社員がメンタルを削られないためには

東洋経済オンライン / 2024年2月27日 16時0分

また、「期待していたのにがっかりだよ」と言われた場合、その言葉は「思い通りにならなくて残念」という意味なので完全無視でOKです。勝手に期待されて勝手にイライラされてもこちら側の課題ではないのです。

もし本当に限界を感じたら「逃げる」のも一つの手です。決して「逃げ」は悪いことでも恥ずかしいことでもありません。危険な状況下であれば「逃げるが勝ち」です。すぐさま環境を変えましょう。心を守ることを最優先にしてくださいね。

POINT 上司や先輩にキツい言い方をされた時は、捉え方を都合よく変えてしまえばラクになる

苦手な人は「面白がる目」で見る

「苦手な人がいたら嫌だなって思うより、面白がる目で見ると嫌な所が面白くなる」

人気司会者タモリ氏の言葉です。

私はこの言葉を知り実践するようになってから、今まで以上にメンタルが安定するようになり、本当に生きやすくなりました。

苦手な人のことを「この人嫌だなぁ」と思い続けると、自分のメンタルをどんどんすり減らしてしまい、ネガティブ思考の沼にハマり、なかなか抜け出せなくなります。

しかし、嫌な人がいたとしても「この人面白いな」という目線で面白がって見ると、「嫌な人」ではなく「変な面白い人」という風に頭の中が理解するので、案外接しやすくなり、心もラクになるものです。

その人と少し距離を置いて観察するような感覚でOKです。「動物を温かい眼差しで見る動物園の園長」「珍しい生き物を初めて見たとき」のような目線で眺めてやりましょう。

真正面から見ると嫌だと感じますが、「観察者」になれば面白がる目線で見ることができるようになります。

コンビニのレジで怒鳴っているおじさん、混んだ電車の車内でも足を組んで2人分の席を占有しているサラリーマン、列に並ばずに横から割り込むおばさんなど、「ありえない」という人ほど面白く遠目で眺めてやりましょう。

勝手に妄想を膨らませて憐れむこともオススメです。「長年付き合っている恋人が浮気していることが発覚し、メンタルが不安定なんだろうな」、「トイレ我慢してイライラしてるのかな」、「きっとお腹空いてるんだろうな」といったように、都合よく捉えてしまいましょう。

少しずつ面白おかしく感じてくるはずです。その方が「この人嫌だな」「ムカつくな」と考えるよりも断然いいです。

残念なことに、相手を無理やり変えることはできません。コントロールできないものであると割り切り、自分を変えることに意識を向けましょう。

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