花粉症に悩む人も意外と知らない「正しい」対策 窓全開・1時間換気1000万個の花粉が流入?
東洋経済オンライン / 2024年2月29日 7時50分
目玉をくりぬいて洗いたい!と思うほどの目のかゆみ、ずるずると流れる鼻水……。花粉症に悩まされる季節がやってきた。筆者は、学生のころから、この病と長く付き合っているが、スギに加えてヒノキにもアレルギーが出るなど苦労している。そこで、花粉症対策について、考えていこうと思う。
「あなたの花粉対策は?」○×クイズに挑戦
突然ではあるが、リンナイが「熱と暮らし通信 花粉に関する意識調査」の中で、耳鼻咽喉科専門医監修による「花粉対策○×クイズ」(下図)を掲載している。
正しいと思えば○、間違いと思えば×をつけていくクイズだ。皆さんもチャレンジしてほしい。
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さて、正解は次の図の通り。
皆さんの結果はいかがだろう?
正解が7問以上で「花粉対策優等生」、5~6問で「優等生までもう少し」、4問以下なら「逆効果の危険あり」だというが、ちなみに筆者は正解数4問という散々な結果だった。
全国の男女1000名を対象に聞いた結果では、最も正解率が高いのは「5.手洗い・うがい+鼻うがい」(93%)。
筆者が意外に思ったのは「9.加湿器で花粉の飛散を防ぐ」だった。加湿すると花粉が床に落ちるのだと思っていたが正解は×。正解率を見ても29%と2番目に低かった。
浴室レベルの湯気がない限り花粉は舞い上がるうえ、花粉が水滴に触れるとふやけて中身がはじけて、さらに花粉を起こす物質が出てくる可能性があるからだという。
花粉対策は?
積水ハウスの住生活研究所が「花粉に関する調査」を実施した。全国で花粉症の症状があると回答したのは45.5%。半数近い人に症状がある、というほどの国民病だ。
花粉が飛ぶシーズンには、外に出ないのが一番いいのだろうが、そういうわけにもいかない。この調査で「外出時の花粉対策」として実施していることを聞いた結果は、「マスクの着用」が最多の92.6%で、2番目の「花粉のひどい時期には外出を控える」(31.5%)に大差をつけた。
家の中で実施する花粉対策としては、「空気清浄機を使用する」(53.6%)、「洗濯物は室内干しをする」(43.1%)が上位に。
帰宅時に自宅に花粉を持ち込まない対策としては、「帰宅後すぐに手洗いをする」(73.5%)、「帰宅時に衣類について花粉をはたく」(71.4%)、「帰宅後すぐにうがいをする」(67.0%)が上位に挙がった。
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