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「買わなきゃよかった」賢い人の"損しない"買い方 心の負担になる「迷い」と「後悔」を手放す練習

東洋経済オンライン / 2024年3月2日 11時0分

「買わなきゃよかった…」という悩みや苦しみではなく、幸せになるための買い物のコツとは(写真:IYO/PIXTA)

さまざまな悩みや不安を抱え、「楽しくないまま、いまを過ごしている」。

そんな人は珍しくありません。

とある調査によると「いま、あなたは幸せですか?」という質問にイエスと答えられる人は2割もいないのです。

現代は生きづらさや不安が増しているのかもしれません。

しかし、幸いなことに、多くの先人たちが幸せに生きるコツを残してくれています。それらを現代の生活にあわせて整え、「即役立つ」ようにしたのが、新刊『あやうく、未来に不幸にされるとこだった』です。

以下では、「人生を豊かにする買い物の仕方」についてわかりやすく解説します。

多くの人が買い物で心を消耗している

身の周りのモノは私たちの心に大きな影響を与えます。

【簡単解説】「買うか」「買わないか」で迷ったら、どうするのが賢い?

ですから「どのようなモノを選び取るか」という選択は、とても大切です。

ここでは「モノを買うコツ」についてお話しします。

買い物といえば無駄使いのことばかり話題にされますが、買い物が苦手な人は、意外にも多いのです。

実際、買い物とはなかなか難しい営みです。

「すぐにいらなくなって無駄になるのでは?」

「ちょっと違った、と後悔するのでは?」

「そもそも本当に必要か?」

このように、「必要だ」「欲しい」という気持ちと、それを否定しようとする気持ちがせめぎ合うことはよくありますよね。

そういうときは、未来への不安から、現在を我慢モードで過ごしがちではありませんか?

2つの気持ちがせめぎ合うと、「よし買おう!」と思いきれるハードルが上がってしまい、買い物に苦手意識をもってしまいます。

そうなると新しいモノと出会う機会がなくなり、人生そのものの彩りを欠いたり、場合によっては必要なモノまで買えなくなって苦しい思いをしたりします。

こうしたつらい思いは避けたいものです。

こうなる原因には「未来」が関係しています。

買い物が苦手な人は、未来を、「満足と後悔のどちらかだ」と決めてしまいがちなのです。

「満足するか、後悔するか、どちらか一方なのは当たり前じゃないか」ですって?

いいえ、人の心とはそんな簡単なものではありません。

誰だって、何を買っても、「買ってよかった満足」と「買わなければよかったという後悔」が、心の天秤の上でユラユラ、あっちに傾いたり、こっちに傾いたりします。

もし「買ってよかった」と素直に思えたら、とてもラッキーです。

というのも、心は何かと後悔の側に傾きがちだからです。

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