1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

普通二輪免許で乗れる英国車トライアンフの魅力 新型「スピード400/スクランブラー400X」試乗

東洋経済オンライン / 2024年3月2日 12時10分

実際に試乗できたのはオンロードのみだったが、跨ってみるとシートが高め(835mm)で車体もひとまわり大柄な印象。そのぶん、上体が起きたゆったりしたライディングポジションでハンドリングも鷹揚(おうよう)だ。とくに19インチホイールにはφ320mmの大型ディスクブレーキが付いているためか、フロントまわりにどっしり感があり、それはそれで高速コーナーでは安定感につながるので悪くはない。ロングサスのおかげで乗り心地も上質だ。

エンジンのフィーリングは同じだが、マフラーの違いなのか排気音はオフ車らしい弾けるサウンドに。また、「スピード400」と共通装備のトラクションコントロールと「スクランブラー400X」専用にオフロードモード切り替え可能なABS(完全オフも可能)も搭載されているなど本格的。

こうして細部まで見渡してみると、走りも装備も「スピード400」とは別物。高速道路で移動しながら気が向いたら林道にも入っていけるロングツーリング向きのモデルである。バイク旅が好きならこちらがおすすめだ。機会があればぜひオフロードにもトライしてみたいと思う。

400ccでトライアンフという選択肢

トライアンフ伝統のスタイルと乗り味を現代的なセンスで再現した「スピード400」とオンもオフも楽しめる都会派デュアルパーパスの「スクランブラー400X」。乗ってみると両者のキャラクターは明確にわかれていた。価格はスピード400が69万9000円、スクランブラー400Xが78万9000円(ともに税込み)と値頃感もある。多くのライダーにとって現実的な選択肢に入りそうだ。

佐川健太郎:モーターサイクルジャーナリスト

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください