血糖値が高い人も低い人も軽視してはいけない訳 激しい変動も要注意、疲れを招き命にかかわる場合も
東洋経済オンライン / 2024年3月2日 12時30分
とくに、食後に血糖値が低くなりすぎると次のような症状が表れる。
・疲労
・震え
・めまい
・混乱
・不機嫌
・不安
なかには、実際には低血糖になっていないのに、反応性低血糖を経験する人もいる。これは「突発性食後症候群」と呼ばれるが、なぜこのような症状が起きるかはまだわかっていない(「突発性」とは「原因不明」という意味なのだ)。
血糖の制御にかかわるすべてのホルモンが、正常な血糖値を維持するために多大な労力を消費しているためにこうした症状が表れる、というのがいちばん妥当な説明だろう。
たとえば、インスリン反応が遅れると普通は低血糖になるが、そこにアドレナリンが大量に放出されると低血糖が回避される。しかし、汗や震えといった症状だけは残ってしまう。
こうした場合、細胞は本当に必要とする燃料を十分に得ていないので、疲れを感じるだけでなく、ミトコンドリアも打撃を受ける。高血糖の発作や低血糖の症状が出ると、ミトコンドリアにも機能不全が起きてしまうのだ。
また、血糖値が低くなりすぎると、酸化ストレスが増えて、ミトコンドリアは細胞防御モードに入るため、さらにエネルギー産生量が低下することになる。
アリ・ウィッテン:エナジー・ブループリント創始者
アレックス・リーフ:理学修士
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
恐ろしい…命を奪われる可能性もある、高齢者が「うつ病」になることの〈5つのリスク〉【高齢者専門の精神科医が警鐘】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月13日 7時0分
-
早大、野菜をよく噛んで食べることは食後の血糖値を下げる効果があると発表
マイナビニュース / 2024年4月19日 13時36分
-
糖質制限すれば必しもず痩せるわけではない…人間が太るかどうかを決めるたった1つの要素
集英社オンライン / 2024年4月19日 11時0分
-
脂肪は「食べている時間が、食べていない時間より長くなると蓄積されるもの」肥満と糖尿が心配な人こそ知るべき「インスリン」の真実
集英社オンライン / 2024年4月18日 11時0分
-
衝撃! 尿酸値が高いとアルツハイマー病を含む認知症のリスクが低くなる! だが筋トレ民は「要注意」な理由
集英社オンライン / 2024年4月16日 8時0分
ランキング
-
1副業で「ポイ活」を成功させるには - どんな人が向いている? 注意点は?
マイナビニュース / 2024年5月13日 10時16分
-
2100円ショップで何を買う?よく買うもの1位は「生活雑貨」…二重テープ、メラミンスポンジ…おすすめは
まいどなニュース / 2024年5月13日 16時30分
-
3もはや懐かしい? 車の「“レトロ”アイテム」何がある? 当時流行った「画期的装備」は今では「逆に新鮮」か
くるまのニュース / 2024年5月13日 11時10分
-
4ポイ活でひと月に1万円以上稼げる…?おすすめのポイントサイトランキング【200人に聞いた】
まいどなニュース / 2024年5月13日 19時0分
-
5全長5m級! ホンダの「最上級セダン」登場! “流麗デザイン”×めちゃ「上質インテリア」採用! 「新型アコード」どんな人が買ってる?
くるまのニュース / 2024年5月13日 10時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください