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iPhone「写真アプリ」意外と知られてない最新機能 「重複写真」を自動判断して削除、レシピ検索も

東洋経済オンライン / 2024年3月4日 12時30分

メニューには、「コピー」だけでなく、「調べる」や「翻訳」などのボタンも表示される。「調べる」をタップすると、Siriがお勧めしたサイトが表示されるほか、「Webを検索」をタップしてキーワード検索することも可能だ。

「翻訳」をタップすると、iPhone内蔵の翻訳アプリを使ったウィンドウが画面下から立ち上がり、指定した範囲が外国語で表示される。英語などの外国語を読み取り、日本語にすることも可能だ。手動で打ち直すよりも、時間を大幅に短縮できる。

すごいのが、大本がデジタルデータだったフォントだけでなく、手書きの文字も認識できるところだ。出先などでサッと取った手書きのメモを、デジタルデータとして清書したいときなどに活躍する。ただし、手書きの文字は、あくまでiPhoneが文字として認識できなければコピーすることができない。あまりに崩しすぎた文字の場合、日本語として認識してくれないこともあった。iPhoneで読み取ることを前提にするのであれば、なるべく字はキレイに、丁寧に書いたほうがいい。そのほうが誤検知も減るため、あとから修正する手間も省ける。

同じ写真を残さない「重複項目」

iPhoneに、いつの間にか同じ写真がたまっていないだろうか。SNSに投稿する際に解像度を変更して、編集前後の写真をそのままにしておいたり、同じ画像を気づかず何回もダウンロードしていたりと、その原因はさまざま。あとでチェックして、不要なほうを削除すればいいが、こうした操作はついつい忘れてしまいがち。同じような写真がいつの間にか増えてしまう。写真だけでなく、動画でも同じようなことは起こりうる。

ただ、同じような写真をiPhone内に残しておくのはストレージのムダ。どちらか(もしくはどれか)を1枚だけ残しておくようにしたほうが、容量は節約できる。ストレージの容量が多いiPhoneは、そのぶんだけ価格も高くなる。余計なデータを残しておかないことは、回りまわって端末に支払うお金の節約にもつながる。とはいえ、手動で同じような写真を見分けるのは非常に大変。このようなときに活用したいのが、「重複項目」という機能だ。

重複項目は、iOS 16で初めて搭載された機能。一見するとまったく同じように見えても、実は解像度が違ったり、ファイルフォーマットが違ったりする写真を検出し、まとめてくれる。この作業は、バックグラウンドで行われるため、ユーザー側が何かの設定をしたり、明示的に機能を有効にする必要はない。iPhoneを使っていれば、いつの間にか重複している写真をピックアップしてくれるというわけだ。

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