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iPhone「写真アプリ」意外と知られてない最新機能 「重複写真」を自動判断して削除、レシピ検索も

東洋経済オンライン / 2024年3月4日 12時30分

利用方法は次のとおり。まず、写真アプリを開いて、「アルバム」をタップする。下の方に、「その他」という項目があるはずだ。「重複項目」をタップすると、その中に移動できる。すると、日付別に同じ写真が何枚か並んでいるのを確認できるはずだ。写真には、データのサイズも記載されている。

この情報を元に、複数枚取っておく必要がない写真は、1枚にまとめてしまえばいい。並んだ写真の横にある「結合」というボタンをタップすると、1枚を残してあとは削除される。どちらがいいかは、写真のクオリティや写真に付与されたメタデータを元に、iPhone側が自動で判断する仕組みだ。ユーザーが、写真の中身や写真に付与された情報を1つずつチェックする必要がないため、重複した写真を楽に整理できる。

ただし、この機能でまとめられるのは、ほとんど写っている内容に違いがないような場合。同じような構図でも、少しだけ画角が違っていたり、表情が違ったりすると、重複とは見なされない。逆に、そのぶん、本当に同じ不要な写真だけを整理することができる。同じようなシーンで撮った複数の写真をまとめたいときには、有料だが、「Gemini Photos」や「Photo Cleaner」などのアプリを使うといいだろう。

iPhoneの写真アプリには、「何が写っているか」を判別する機能も搭載されている。これを、「ビジュアルルックアップ」と呼ぶ。元々は花や草木、鳥の名前などを写真から調べるための機能だったが、その対象は徐々に拡大されており、2023年に配信されたiOS 17では、料理も検索することができるようになった。

料理写真からレシピ検索も可能

便利なのが、そのままレシピを検索できることだ。外食をした際に写真を撮っておけば、あとでそれがどのような料理だったのかだけでなく、作り方まで調べることが可能になる。あとから見るだけでなく、検索のトリガーにもなるというわけだ。この機能を生かし、レシピを調べるために写真を撮りためておいてもいいだろう。その意味で、写真を撮る目的が大きく広がる機能と言えそうだ。

使用方法は次のとおり。まず、料理が写った写真を開く。iPhone側が料理であることを判別できている場合、画面下の「i(インフォメーション)」ボタンにキラキラと光っているようなエフェクトがつく。この状態になっているものは、ビジュアルルックアップの対象。タップすると、焦点距離や写真のサイズ、撮った端末などの情報と一緒に、判別されたジャンルが表示される。

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