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「血糖値」の変動が大きい人に気づいてほしい真実 慢性的な高血糖でなくても注意が必要な場合がある

東洋経済オンライン / 2024年3月7日 18時0分

血糖値の「波」をならす

十分なエネルギーと健康を手に入れたければ、昼も夜も血糖値を安定させておくことだ。

つまり、血糖値の激しい上下、食後の血糖値急降下、慢性的な高血糖状態といった、2型糖尿病につながる要因をなくせばいい。

血糖値と血糖コントロールを改善するには、何よりもまず食事が大事だ。血糖値は次の2つと直接つながりがある。

①何を食べるか、そして②体脂肪だ。

これから述べる栄養戦略を実行する際には、血糖値をコントロールしてエネルギーを取り戻すことに的を絞ってほしい。それがうまくいくかどうかは、何を食べるかというあなたの選択にかかっている。

食事を変えるだけでエネルギーレベルを調整し直せるし、前糖尿病段階や2型糖尿病から回復もできる(そう、本当に糖尿病を克服することもできるのだ)。

概日リズムの機能不全や体脂肪過多の状態は、血糖値の問題と同時に起きている場合も多い。

したがって、睡眠の質を取り戻すプランや、体脂肪を減らすプランを始めると、血糖コントロールも改善するケースがある。とくに前糖尿病段階の人や、2型糖尿病など何らかの代謝機能不全を抱えている人には、そういうケースもめずらしくない。

「食後の気分」で重要なことがわかる

糖尿病がない人でも、血糖値の問題は疲労の原因になりうる。

私からのアドバイスは、血液検査を定期的に受けること。医師にかかっている場合には、空腹時血糖値とHbA1c【糖化ヘモグロビンの濃度】、空腹時インスリン値をチェックしてもらおう。

経口的グルコース負荷試験でのグルコース/インスリン反応を見るのも、血糖コントロールに役立つだろう。

食後どういう気分になるかも、つねに気をつけよう。

食べ物はエネルギーだから、食べたらエネルギーが満ちた気分になるのが理想で、だるくて眠くなるのは望ましくない。

食後のエネルギーレベルは血糖値だけに左右されるわけではないが、やはり血糖値の影響はとても大きい。

アリ・ウィッテン:エナジー・ブループリント創始者

アレックス・リーフ:理学修士

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