「面倒で動けない」を克服"サクサク"行動する技術 意志の力に頼らず、目標を確実に達成する方法
東洋経済オンライン / 2024年3月12日 9時0分
具体的な計画なしに、「後で食べよう」と思うだけで、ダイエットは始まります。
そして、この小さな一歩が、ダイエットの成功という大きな成果へつながっていきます。
兎にも角にも、最初の一歩を小さくすること、それが大切です。
ランニングを始めようとするのであれば、遠くを目指して走り出すのではなく、まずは近くのコンビニに買い物に出てみる。
勉強を始めようとするのであれば、いきなり教科書を開くのではなく、YouTubeで関連動画を見てみる。
仕事を始めようとするのであれば、いきなり作業に着手するのではなく、近くの同僚に話しかけてみる。
このように「始めたいこと」に関連する行動なら、どんなにささいなアクションでも構いません。
「始めること」がストレスにならないように、できる限りハードルを下げて、「スムーズに開始できる」ことから始めてみましょう。
人の心とは不思議なもので、始めてしまえば、次第にその気になってきます。
自然にするするとチャレンジしたくなるようにできているのです。
コンビニに向かっている途中で、「あと少し、このまま走ってみよう」と足を動かし続けたり。
YouTubeで歴史動画を見ているうちに、「あれはどうだったかな?」などと気になった出来事を教科書で調べたり。
同僚と世間話をしているうちに、作成書類の具体的なイメージが湧いてきて、むしろいますぐ作業を始めたくなったり。
「やる気」とは、行動の前にあるものではなく後にあるものです。
だから「やる気が起こりにくいこと」ではなく「やる気が起きやすいこと」でやる気を起こせばいいのです。
最初の10分で、嫌なら即やめていい
もう一つ、いい方法があります。
行動に移す際に、時計やタイマーで時間を測ってみてください。
もし、スタートから10分経っても気持ちが乗ってこなければ、そのときは「見込みがない」かもしれません。
場所や時間や体調などで、イマイチ集中できないこともあります。
そういうときには早々に切り上げて、他のことを始めたほうがいいでしょう。
大事なのは、自分を責めないこと。
集中できなかったり、はかどらなかったりするのは、あなたのせいではありません。
単にタイミングの問題です。
ここまでお話ししても、真面目な人は「頑張ろう」としてしまうので、要注意です。
心が元気な時期なら、少し粘ったあとに集中できたり、満足のいく成果が出せたりすることがあります。
でもストレス過多で疲れている時期には、粘ってもつらいだけです。
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