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仕事で成長するには「印象に残る力」が超重要な訳 「感じがいい人」が会話に添える"すごい"ひと言

東洋経済オンライン / 2024年3月14日 8時30分

あなたも今までの人生で数多くの人と出会ってきたと思いますが、再会するまで一度も頭の中に思い浮かぶことがない人がいるかと思います。

印象に残っているといえば、ざっくりと「いい人だったな」「感じの悪い人だったな」程度の話です。

自己紹介で一言加える 

他者と差別化し印象に残すために、まず紹介したいのが「自己紹介に一言加える」ということです。

なぜ、自己紹介なのか……。

それは、自己紹介はすべて人が行う行為であるため作業的に行われており、意識的に他者と差別化している人が少ないからです。

私は、元お笑い芸人ということもあり、お笑い芸人の自己紹介は多種多様です。

「ギャグを交えた自己紹介」や「双子/兄弟であることを強調」「学歴/職歴を強調」するなど、記憶に残すための工夫が無数に存在しています。

一方で、ビジネスシーンで、あなたも無数に他者の自己紹介を聞いてきたと思いますが、誰一人覚えていないはずです。

それでは、具体的に解説していきます。

まずは通常の自己紹介を例としてあげます。

「名前・趣味・出身地・部活」などが主に語られます。強いていうと、出身の大学などを付け加える方もいるのではないでしょうか。

ここから「自己紹介で一言加える」とどうなるのかというと、例えば「趣味を漫画」と伝えるとしましょう。

これでは、印象にも記憶に残りません。

なぜなら、「趣味を漫画」としている人は、この日本に無数に存在するため相手は聞き流してしまいます。

しかし、「趣味は漫画」のその先に一言加えてください。

「特に『ドラゴンボール』が好きで、子どもの頃に何度も『かめはめ波』を打とうと訓練したことがあります」と一言加えます。

すると「趣味嗜好や人間性」が見えてきます。

聞き手の方の中に、「『ドラゴンボール』好き」がいれば会話が弾む可能性がありますし、かめはめ波を打とうと子どもの頃に訓練したという経験がある方であれば、すぐにでも話しかけたくなります。

ちなみに、私は小学校2年生から4年生までかめはめ波を打つ訓練をしていたので駆け足で話しかけにいきます。

「サブリミナル効果」を使い一言加える

サブリミナル効果というものをご存じでしょうか。

諸説ありますが、例えば映画などで観客に気づかれないように一瞬だけフィルムに「コーラ」を映り込ませると、観客が「見たことを気づいていない」のに、コーラが意識に残り「コーラが飲みたくなる」効果のことを言います。

このように相手の無意識に何らかの印象を与えるノウハウになりますが、今では禁止されていると言われています。

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