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大崎駅、ビジネス拠点に変貌した「鉄道の町」の今 再開発で利用者急増、山手線の車両基地もある

東洋経済オンライン / 2024年3月14日 6時30分

車両基地があるため山手線には「大崎止まり」の列車もあって、駅名は知られていても、毎日決まった通勤客しか乗り降りしない。山手線だけの駅で乗り入れるほかの鉄道もない。

埼京線・湘南新宿ラインのホームも新設

そんな大崎駅も、2002年12月1日にりんかい線が開業して大崎支線との分岐点となってホームが新設され、埼京線との相互直通運転が始まってから変わった。

同時に、前年に運転を開始していた湘南新宿ラインも大崎に停まるようになって乗換駅としての重要性が増し、再開発にも弾みがついた。2022年3月のダイヤ改正では、通勤客向け特急「湘南」のうち、新宿―小田原間運転の列車がすべて大崎に停まるようになっている。

駅周辺の再開発の進捗もあいまって、乗車人員も1980年代後半から急増。それまで2万人台後半程度だったのが、すぐ4万人、5万人と伸び、コロナ禍前の2019年には17万7000人あまりとなったのだから、まさに激変である。この数字は、JR東日本の各駅の中では、上野に次ぐ14位に当たる。「鉄道の町」「工業の町」から「副都心」への発展ぶりがわかる。

土屋 武之:鉄道ジャーナリスト

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