世界注目「やる気ゼロ」でも"すぐ行動できる"技術 クヨクヨ悩まなくなる「心の勢い」の作りかた
東洋経済オンライン / 2024年3月15日 9時0分
「先延ばし」は多くの人にとって悩みの種です。
「とにかく1分だけやる」「作業をできるだけ小さく分けてやる」「ご褒美を用意する」
「先延ばし」を克服する本や、コツは世の中にあふれていますが、そのコツさえ実行するのを先延ばしにしてしまう!そんな方が多いのではないでしょうか。
そんな「ずぼら」だけど、変わろうとしている「マジメ」な人のために、禅という新たな視点から行動する技術をまとめたのが新刊『クヨクヨしない すぐやる人になる 「心の勢い」の作り方』です。
著者である禅僧・精神科医の川野泰周氏と経営コンサルタントの恩田勲氏によると、マインドフルネスのルーツである禅には、「心を落ち着かせる」要素だけではなく、「心を勢いづける=モメンタム」の要素も多く含まれていると言います。
以下では、「心の勢い=モメンタム」について解説します。
足りないのは「やる気」より「心の勢い」
「朝、起きたけど、スマホを見てしまってベッドから出られない」
「しなくてはいけない電話を、まだかけられていない」
「提出しなくてはいけない書類を出せていない」
毎日このように「先延ばしをしてしまう自分」に悩んでいるのは、あなたの「心の勢い=モメンタム」が下がっているからかもしれません。
モメンタムとは、心の勢いづけのこと。
本来モメンタムは、物理学における運動量や推進力を指すことが多い言葉です。また投資の世界では、相場の勢いのことを、「今日のモメンタムは上向きだ」「モメンタムが弱くなっている」と表現したりします。
同様に、私たちは時々、勢いという言葉で「ある状態」の心を表現します。
人生には勢いが大事だ、あの人は勢いがある、勢いで結婚しました、などなど。
「心の勢いって何?」と、真剣に考えたことがある人は少ないかもしれません。
でも、心の勢いが「ない」状態なら、皆さん心あたりがあると思います。
「電話一つかけるのに、ダラダラ、グダグダ、ためらっている」
「資料作成の締め切りが迫っているのに、面倒くさくて、先延ばし」
「体はすこぶる元気、睡眠時間だって十分。なのに心がついていかない」
「どうして、こんなに気分がパッとしないんだろう?」
「最近どうも頭がスッキリと働かない。集中ができない」
そこにいるのは「すぐ動けない自分」です。
「動けない自分」は「本当の自分」ではない
こんな毎日が続くと
「ああ、またやってしまった」
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