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延長措置が終了、ANAとJALマイルの決定的な違い 3月中に確認しておくべき「自動延長」の有無

東洋経済オンライン / 2024年3月16日 11時40分

実はマイルを使うために、すでに航空券を購入している夏の北海道旅行のANA便を払い戻して、特典航空券で予約し直すことも考えた。

北海道旅行の往復の運賃は4万2580円だったのだが、特典航空券に交換するとなると、ハイシーズンということもあって片道9000マイル、往復では1万8000マイルも必要になる。払い戻しの手数料やPFCなどを含まずにざっと計算したところ、1マイルの価値が2.36円(4万2580円÷1万8000マイル)になったので、よりお得感のある羽田~伊丹間の特典航空券に5000マイルを利用したというわけだ。少し手間だが、このように1マイルの価値を計算すると、どの特典航空券に交換するのがお得なのかがよくわかる。

3000マイルから利用できる「今週のトクたびマイル」

ANAでは通常より少ない1区間3000マイルから特典航空券が利用できる「今週のトクたびマイル」というサービスも行っている。毎週火曜日に対象となる路線がわかり、その翌日の水曜から翌週の火曜までに予約して、木曜から翌週の水曜までに搭乗するという直前予約スタイルだ。思い立った時にふらっとマイルで旅行ができる。

3月5日に発表された路線では、羽田~伊丹が4500マイル、羽田~宮崎が6000マイル、羽田~宮古が8500マイルと、魅力的なフライトが数多く表示されていた。もしこの時期に休みが取れて、行きたい場所が対象路線になっているなら、「今週のトクたびマイル」で、さらにお得に旅行ができる。

もちろんANAマイルは国際線の特典航空券にも利用でき、1万2000マイルから海外旅行が目指せる。ただ、国際線の場合、別途、燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)が必要になる。サーチャージは引き下げの傾向にあるものの、欧米は往復7万6000円、ハワイは往復4万9000円とそれなりに費用がかさむ(2024年3月31日までの購入の場合)。マイルを大幅に消費したいからといって国際線の特典航空券に交換するのはコストがかかり過ぎる。もちろん行きたいと思っている旅行先があるなら、国際線の特典航空券に交換するのもアリだ。

今、行きたい旅行先がないという場合は、「ANA SKY コイン」に交換するという方法がある。ANA SKY コインはANAの航空券や旅行商品の支払いに使える電子マネー。1マイル=1コインに交換でき、1万マイル以上を交換する場合は交換レートが1.2倍に。会員ステイタスやANAカードの種類によっては最大1.7倍になる。

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