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個人資産800億円超、清原達郎氏の「四季報」活用法 「あまり意識されてないであろう使い方」を紹介

東洋経済オンライン / 2024年3月18日 7時40分

その割安順に『会社四季報』を見ていくのです。その中で「この銘柄は人気がなく割安だけれども、意外と面白いかも」と思った銘柄をホームページなどを見て調べ、さらに会社訪問するのです。

現在は咽頭がんの手術を受け、会社訪問をすることはなくなりましたが、どの企業に訪問するのか、という部分で『会社四季報』が私にとって必要不可欠だったのです。

四季報を読めば「マクロ経済」がわかる

『会社四季報』の使い方として多分皆さんがあまり意識されてないであろうことをご紹介させてください。それは『会社四季報』を読めば、「マクロ経済がどのように動いているのかわかる」ということです。

私は書籍の中で「マクロ経済学がいかにくだらないか」について述べてあります。私は「エコノミスト」の話にはまったく耳を傾けません。GDPがどうだの、金利がどうだの、わざわざアナリストに聞くまでもないことなのです。

しかし、考えてみてください。マクロというのは、ミクロをすべて足したものです。歳をとったため今はやりませんが、50歳になるまでは新しい『会社四季報』が出ると3日ですべて読んでいました。すると、今マクロで経済がどういうふうに動いているかとてもよくわかるのですよ。

私はミクロがわかったうえでマクロがわかるのが本当のマクロの理解だと思うのです。個人投資家にはちょっとハードルは高いですが、『会社四季報』を読むのは有益ですよ。

(構成:井上昌也)

清原 達郎:投資家

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