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勉強で結果を出す人が使う「意識を変える言葉」2選 やる気が出ないときはタイマーを3分セット

東洋経済オンライン / 2024年3月22日 16時0分

マザーテレサに「運命を変える」ためのステップを伝えた言葉があります。

「思考に気をつけなさい、それは、いつか言葉になるから」

「思考」、つまり、あなたが心のなかで話している言葉を変えていくことが、あなたの行動や習慣、運命を変えます。その「思考」のなかで、最初に変えてもらいたいのはこれです。

「全然わからない……」はやめて、「ほんの少しでもわかることは?」に変えるのです。勉強中は、「全然……」を、「ほんの少しでも」に変えるのです。そうすると、前向きになり「ほんの少し」かもしれませんが、わかることが見えてきます。とはいえ、簡単ではないので練習が必要です。

このクセづけのためには、毎日1日の終わりに「今日よかったことを3つ挙げる」こと。よかったことが3つ浮かびそうにないときでも、「ほんの少しでも」を使い、よかったことを探しましょう。この言葉を使い、「勉強する人」になるのです。

②「とりあえずやってみる」

15年ほど前、数百億円もの資金を扱うトレーダーの方のコーチングをしました。途中、スランプに陥ったこともありましたが、最終的には大きな成果を上げられました。

コーチングを終えるにあたって、この方にいちばん学びになったことを聞きました。そのとき出てきた言葉が、「とりあえずやってみる、ですね」でした。

正直、私は少し拍子抜けしました。でも、彼の話を聞きながら、この言葉は、本当に彼にとっては大きな学びがあったことがわかりました。

コーチングでは、セッションの最後に必ず、次までにやっておく行動を決めます。そこで決めた多くの行動のなかには、プライベートでのちょっとした行動もありました。

やろうかな、どうしようかなと思っていたことを、ほんの少しでも、「とりあえずやってみる」ことにして動いてみる。そうやって行動すると、必ず何かしらの体験が得られます。それが確実に次の一歩につながるのです。

人は行動する前にあれこれ考えます。もちろん、準備は大切です。しかし、考えすぎて何もしないのは大きなリスクです。実体験を積むことは、動きながら考えることになるので、経験値に加えて考える力も得られます。結果的に速く、確実に進むことができるのです。

「とりあえずやってみる」こと。それを続けるなかで、「勉強する自分」に変わっていくのです。

キッチンタイマーを3分セット

「うーん、気が乗らない、やる気にならない」そんなときは、キッチンタイマーを3分セットし、スタートボタンを押しましょう。とりあえず3分間は試験勉強に取り組むのです。

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