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「訪日旅行はバブルだ」星野リゾート代表が警鐘 オーバーツーリズムを放置すれば満足度落ちる

東洋経済オンライン / 2024年3月23日 7時30分

またレストランも街場のレストランが美味しくなり、ホテルレストランの地位は相対的に下がった。宴会も少なくなってきている。4つの事業をどうやって再編するかが再生のキーポイントとなる。

――具体的にはどのように再生をしているのでしょうか。

OMO7旭川では4つの事業のうち、ブライダルを外した。われわれは年間3000組の結婚式を挙げており、事業の難しさを知っている。旭川(の市場規模)では、ブライダルをやるべきではない。また外来レストランも外し、宴会は高単価・高収益のものだけを残した。

1980年代のブライダル全盛期には日本中にグランドホテルがあった。同じパターンで悩んでいるホテルは多いだろう。ここに入って、グランドホテルを高収益な事業構造に変えていく。

長期的には日本だけでは安心できない

――海外展開の予定を教えてください。

世界最大の旅行市場である北米に進出をしていこうと思っている。長期的には日本だけでは安心できないと思っている。北米進出に当たっては差別化から入るのは重要で、温泉旅館で進出することにこだわっている。

現在、温泉地があるところを当たっていて、候補地も出てきている。今年の春には場所を決めようと思っている。数年以内に開業する予定だ。

星出 遼平:東洋経済 記者

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