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ロイホの「1441円モーニング」で過ごす幸福な休日 高級路線の人気ファミレスは、やっぱり最高だった

東洋経済オンライン / 2024年3月23日 7時0分

・英国風パン
・スクランブルエッグ
・ソーセージ
・ハッシュポテト
・オニオングラタンスープ
・サラダ

が、セットになっています。英国風パンはトーストに、オニオングラタンスープはアサイーボウルに変更が可能です。

まず、大きめのオーバルプレートに乗せられたモーニングが配膳されるだけで、なんともいえない特別な朝ごはん感があります。

「ロイヤルホスト」ではおなじみの英国風パンは、小さめサイズの山食パンで、水分をたっぷりと含んだ口溶けの良い、ふわふわ食感です。

ロイホのスクランブルエッグはいい具合に半熟

卵2個を使用したスクランブルエッグは、とろりといい具合に半熟です。焼き色も美しく艶やかなソーセージに、カリッと香ばしいハッシュポテトに、みずみずしいサラダ。

特別な料理はないものの、どれも及第点以上でソツがありません。メニューブックの写真と比べても遜色がないビジュアルは、見た目的にも大満足で、幸せな朝を演出してくれます。

くたくたの飴色玉ねぎが絶品のオニオングラタンスープ

そして、「ロイヤルホスト」の看板メニューのオニオングラタンスープ。テーブルに運んでくれたスタッフがふたを取ってくれるのですが、その瞬間にふわっと白い湯気とともに、甘い玉ねぎの香りが鼻をくすぐり「これは間違いなくおいしい」と飲む前から確信します。

玉ねぎたっぷりの熱々コンソメスープの上には、大きめサイズのクルトンとチーズ。スプーンですくって食べ進めると、スープでふやけたクルトンはじゅわっとジューシー、底には甘い玉ねぎがぎっしりと沈んでいました。

「オニオングラタンスープは、かのマリリン・モンローもお気に入りだった」という逸話を聞いたことがあるのですが、さもありなんなおいしさです。

朝から行列、ロイホブランドの強さを感じる祝日の朝

筆者が訪れた店舗は、繁華街のとある雑居ビルにある食堂街にあるテナント。大通りには面しているものの、レトロなビルの階段を上がった2階にあるため、知る人ぞ知るといった目立たないお店です。

白いジャケットに黒いタイトスカートという、ホテルの受付のようなかっちりとした制服姿の女性スタッフに、席へ案内してもらいました。

祝日の朝10時に訪れたのですが、朝からやっているお店が少ないということもあるためか、100席ほどの大型店舗は、すでにほぼ満席です。11時前には、順番待ちの行列が10人以上できていました。

客層はさまざまで、若い女性のグループや、老夫婦など、年齢層もバラバラ。家族や友人と連れ立って来ている人が多い印象ではあるものの、1人客もチラホラいます。

10時半からはグランドメニューの注文がスタートするのですが、私の隣の席に座った女性は、和朝食を食べた後にホットファッジサンデーを追加注文し、朝から贅沢な休日を満喫していました。

客単価1000円以上するであろう、高価格帯のファミリーレストランに、朝から行列ができているのを目の当たりにし、「なんとなく日本の景気が上向いてきた気がするな」としみじみ感じた朝でした。

編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。

大木奈 ハル子:ブロガー・ライター

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