1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「コンビニ冷食+α」超ラクで満足度アップ活用術 2023年の購入金額ランキングはセブンが"圧勝"

東洋経済オンライン / 2024年3月24日 11時50分

3位の「たこ焼」はふわっとした食感で、関西風のだしが利いています。

4位の「金のボロネーゼ」は、「金の◯◯」でおなじみのセブンプレミアムゴールドの商品で、レストランのような本格的なパスタ料理が、トレー入りで電子レンジ調理で簡単に食べられます。

5位の「EASE UP」は、イトーヨーカドーが2018年より展開するオリジナル冷食シリーズ。2023年にセブンとの共同開発で新商品を発売し、セブンでも販売されるようになった今後注目のシリーズです。こちらも電子レンジ対応で、さらにトレー入りでお皿いらずで食べることができ、これもコンビニで売れるポイントの1つです。

冷凍食品の最も大きい販売チャネルはスーパーマーケットですが、平均単価が安く、200~300円台のものが主流です。

反面、コンビニは600円弱の商品が1位、その他400円台の商品も上位に入り、新商品もこの価格帯が増えています。そのため、コンビニ冷食は価格が高めでも売れていることがわかります。

また、高くてもおいしいもの、トレー入り&レンジアップ商品など、調理や片付けのラクなものが上位にランクインしています。

1人暮らしの方はもちろん、わざわざスーパーに行かずとも近くで手に入り、毎日の食事づくりを助けてくれる商品として、コンビニ冷食を利用するファミリー世帯やシニア層が増えていることも、高価格帯商品の売り上げにつながっていると思われます。

コンビニ冷食に「ちょい足し」

コンビニの冷凍食品は、お弁当のように"主食+おかず"という組み合わせのものがほとんどなく、1品だけでは栄養面での偏りがどうしても出がち。

そんなとき、コンビニで手に入る食品をちょい足しするだけで、ヘルシーな食卓にしたり、別の料理に変化させたりすることも可能です。筆者おすすめの組み合わせとポイントをご紹介しましょう。

■金のマルゲリータ+冷凍アスパラ

トースターで焼いたピザに、オリーブオイルでソテーした冷凍アスパラをトッピングすると、野菜不足が補え、緑が入るので見た目も華やかになります。アスパラ以外の冷凍野菜もおすすめです。

ただし、ピザに凍ったアスパラをのせて焼くのはNG。ピザとアスパラの調理時間や調理法が異なるため、ピザは焼きすぎになったり、アスパラは冷たいままだったり水分が出てしまったりと、おいしく仕上げることができません。

ピザの焼き方のポイントは、何より焼きすぎに注意すること! 加熱時間はトースターによって差が出ますが、ガラス窓から見て、チーズがとろっと溶けたかなと思ったあたりで加熱をやめ、取り出します。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください