24年度から変わる英検「ドラゴン桜」で学ぶ解き方 従来にはなかった英語要約の問題が追加される
東洋経済オンライン / 2024年3月27日 17時0分
ここ数年の大学入試では、英検を取得しているかどうかを、重視する大学が増えつつあります。オンライン学習塾のリザプロを運営する孫辰洋氏と、偏差値35から現役東大生社長となった西岡壱誠氏がタッグを組んだ『ドラゴン桜公式 10日で攻略 ドラゴン英検2級』を一部抜粋・再構成し、2024年度から英検に新たに加わる要約問題の対策法をご紹介します。
24年度から英語の要約問題が追加
2024年度の実用英語技能検定(英検)から、新しい問題が追加されることが明らかになりました。1級・準1級・2級では、新たにリーディングの問題が1問追加されます。単純に問題が追加されるだけならいいのですが、今まで出題されていなかった英語の要約問題が出題されるのです。
例えば、今までの英検では「あなたはリモートワークについて賛成ですか?反対ですか?」といったような、意見の論述問題が出題されていました。
しかし、これからは「英語の文章を英語で要約させる問題」が出題されるのです。長めの英文を読解し、短めの英文でまとめるという問題です。この問題形式は、ほかの英語資格試験や、大学受験の英語の入試問題でもほとんど出題がありません。ほぼ唯一、東京大学では類似の問題が出題されており、多くの受験者たちが頭を悩ませています。
今回は『ドラゴン桜』のワンシーンを使いながら、解き方や対策を解説したいと思います。
まず、そもそも要約問題とは何か、についてお話しします。要約とは、「各段落(パラグラフ)ごとの重要な箇所(トピックセンテンス)を見つけて、それを短く言いまとめること」を指します。
段落ごとにまとめなければならない、というのがポイントです。段落の垣根を無視して「文全体の言いたいこと」をまとめるのは、「要旨」と言われます。それに対して、文全体ではなく、各段落で、重要になるポイントを探し、そこを抜き出して文を作るのが「要約」です。
では、この問題に対してはどのようにアプローチすればいいのか? どんな対策が考えられるのか? それを理解するためには、英文の「型」を知る必要があります。これについて、『ドラゴン桜』ではこんなふうに紹介されています。
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いかがでしょうか?そもそも英文というのは、このようなルールに基づいて作られています。
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