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AIで「本当に"働かなくていい時代"」がやって来る 「AIで今後どうなる?」つんく♂が孫さんに聞く

東洋経済オンライン / 2024年3月30日 11時20分

プロデューサーであるつんく♂さんと起業家である孫泰蔵さん、異なる2人のプロフェッショナルによる対談、第5回(撮影:尾形文繁)

音楽家、プロデューサーのつんく♂さん、連続起業家としてさまざまな事業を手がける孫泰蔵さんの対談。

2023年、つんく♂さんが『凡人が天才に勝つ方法 自分の中の「眠れる才能」を見つけ、劇的に伸ばす45の黄金ルール』、孫泰蔵さんが『冒険の書 AI時代のアンラーニング』をそれぞれ刊行。お互いの著書を読み、仕事論からAI時代の話まで、深い話は尽きることなく盛り上がりました。

今回は、AIの進展によって社会はどう変わっていくのか。つんく♂さんがAIにも詳しい孫さんに本音で聞いていきます。第5回目(全6回)

*この対談の1回目:「仕事で成功するのはプロか天才か?」意外な結論

*この対談の2回目:AI時代「子どもが不登校でも"問題"ない」本当の訳



*この対談の3回目:日本の会社員が「世界中から嫌われる」納得の理由

*この対談の4回目:「気を遣いすぎる」のは、日本人の長所か欠点か?

「AIで世の中が変わる」って本当ですか?

つんく♂:テクノロジー全般に詳しい孫さんにお聞きしたいんです。

【写真で見る】AIで「本当に"働かなくていい時代"」がやって来る"海外の視点"を取り入れて解説する、つんく♂✕孫泰蔵氏

現段階では、AIが生活に革新的な影響を及ぼすって、まだそれほど実感がありません。

たとえば「仕事がなくなる」とか「生活が大きく変わる」とかって、どのくらいリアリティのある話なんですか?

孫:めちゃくちゃリアルに感じています。

僕は立場上、単純にちょっとだけ早く実感できているだけですが。

つんく♂:たとえばSFアニメの世界みたいに、世界観や価値観がガラリと変わっちゃうような話なんでしょうか?

「AIに仕事を奪われる未来」は確定している

孫:つんく♂さんもおっしゃったように、「AIに仕事を奪われるかもしれない」みたいな話があるじゃないですか。いやいやそんなことないよとか、いや結構奪われるよとか、そういう議論がされていますよね。

僕も過去に何度もそういった質問をされて、そのときはマイルドに答えましたが、正直に言うと「100%奪われるに決まっています」が答えです。

つんく♂:グーグルやアップルが生活に及ぼした影響どころじゃない?

孫:はい。生活のために働くというか、いわゆるサラリーマン的な、会社に出勤して仕事をするという行為は、すべて奪われます。

「ベーシックインカム」は是か非か?

つんく♂:そうしたら、僕らはどうやって食べていくんでしょう。

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