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約6万円本格BBQグリルが「コスパいい」と言える訳 持ち運びが簡単で、日本の住環境にもフィット

東洋経済オンライン / 2024年3月31日 11時40分

3月8日に発売された、折りたためる本格グリル「Weber Traveler」直販価格5万9990円(筆者撮影)

アメリカ発のBBQグリルブランド「Weber」から発売されたポータブルガスグリルを試してみた。キャンプ、アウトドアでのバーベキュー、家のベランダ等でも使える本格グリルで、フタがあるので肉や野菜を高火力で焼き上げられ、クリスピーでジューシーな食感を楽しめる。さらに折りたたむことができ、持ち運びが簡単でコンパクトなデザインとパワフルなグリル機能が特徴だ。

【写真】簡単に脚の部分を折りたためて、ぺったんこに

折りたたんで持ち運べる本格ガス式グリル

Weberは1952年に設立されたグリル専門メーカーで、フタ付きグリルのパイオニアとしてアメリカでは知られている。2016年に日本法人Weber-Stephen Products Japan合同会社が設立され、日本で販売を開始。Weber公式サイトのほか、家電量販店やホームセンターの一部で販売している。

日本国内では炭を使うタイプが主流となっているが、グリル専門メーカーであるWeberでは熱源が炭だけでなく、ガスや電気を使ったさまざまなタイプの製品を展開している。熱源が電気やガスであれば火起こしの手間がなく、初心者でも点火が簡単だ。温度調整もしやすいというメリットもある。

日本ではアウトドアで使用することが多いが、アメリカでは家で友人や家族で楽しむコミュニケーションツールとしての役割を果たしている。そのため、家の庭にグリルを置いて頻繁に使うとのことだが、日本では置き場所のハードルが高い。

日本の住環境にぴったりなグリルが「Weber Traveler」だ。広げた状態で高さ94.5cm、幅110.7cm、奥行58.4cmで、たたむと高さが34cmほどになる。立てて玄関やテラスに置いて収納しておくことができ、いつでも使いたいときに出して使えるグリルなのだ。レバーを引くだけでゆっくりと下がり、折りたたむことができる。工具なども不要で、女性の筆者でも簡単に扱えた。

鋳鉄の焼き網と、フタでジューシーに焼き上げる

温度調整が簡単なガス式で、ガスは専用のキャンプガス缶(実売価格1390円)を使用する。ホーローコーティング鋳鉄製焼き網を使用しており、持ってみるとずっしり重い。部品のひとつひとつがしっかりと頑丈で高級感がある。

火を点けるのは、点火ボタンがあるので迷うことなく簡単にできる。フタをして15分ほど待つと、焼き網が熱くなる。焼き網を事前に加熱することで、食材を焼いても網につきにくくなる。

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