「わかってるけど動けない」超損する"3大NG"思考 「氷1つ」で脳を整える"考えすぎ"防ぐ簡単コツ
東洋経済オンライン / 2024年4月4日 10時0分
「でも……だって……どうせ……」と言い訳をして、行動を先延ばしにした経験は誰しもあるでしょう。
立派な夢や目標が胸にあっても、「はじめの一歩」を踏み出せないまま、何年も過ぎてしまうことだってあります。
そのとき、行動の邪魔をしているのは、
「どうせうまくいかない、失敗する」
「こんなお願いして、断られるに決まってる」
「人と違うことをしたら、目をつけられる、批判される」
といった、ネガティブな想念なのではないでしょうか。
ビジネスの世界では、まだ何もやっていないのに心配や不安など否定的な幻想を抱いてしまうことを、「ネガティブファンタジー(否定的幻想)」 と呼んだりします。
「もっとポジティブにならなくては」と意識してみたところで、気持ちが切り替わるものではありません。
むしろ、考えたくないものほど考えるようにできているのが、人間の脳です。
ネガティブな想念を消そう消そうと努力しても、ますます不安になっていくのが「心のルール」 なのです。
他人の目には「性格がこじれている」人のようにも見えるかもしれません。
未来のことを必要以上に案じ、過去の失敗には引きずられ、目の前の事実をありのままに捉えることができない。
これでは、本来楽しいことも心から楽しめないでしょう。
パターン③「失敗したらどうしよう……」 →自信を持てない
生まれついての自信家に見える人もいるかもしれませんが、多くの場合、その自信は幼い頃から積み重ねた小さな成功体験に裏付けられています。
例えば、親に褒められながら育つと「自分はできるんだ」という、健全な自己肯定感が育ちますし、うまくいかないことがあっても「そういうこともあるさ」と楽観していられます。
同様に、「失敗するかも……」といったネガティブな想念にも裏付けがあります。
一度の大失敗で自己肯定感を失う人もいますが、影響が大きいのはやはり幼い頃から積み重ねてきた経験です。
親の指示に従わないと叱られた、努力したのに先生に褒めてもらえなかった、挑戦しようとしたのに同級生からバカにされた。
そんな経験を積み重ねた人が行動をためらうのも、無理はありません。
何かしようとするたびに、「また失敗したらどうしよう」とビクビク。
あるいは「行動しても何も変わらない」「成功すれば疎まれ、失敗すれば非難される」などなど、行動しない理由ばかりが頭をよぎります。
脳の考えすぎをどう止めるか?
どのパターンもネガティブなことを考えすぎてしまい、行動するのにブレーキがかかってしまっている状態です。
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