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5人で「株式会社 嵐」設立が極めて画期的な理由 彼らは"日本人アイドル"のあり方を変えるか

東洋経済オンライン / 2024年4月12日 13時50分

また、最後の「嵐 相葉雅紀 松本潤 二宮和也 大野智 櫻井翔」は、頭文字を順に読むと「AMNOS」となり、これは楽曲「La tormenta 2004」に登場する歌詞。ファンにとってはおなじみの連名であり、「嵐は変わっていない」というメッセージを感じさせました。

それでも「本当にアイドル活動をするための会社なのか」「大野くんは復帰する気なんてないと思う」「活動再開したとしても数年後でしょ」などと懐疑的な声も少なくありません。しかし、業界関係者たちの声を拾っていくと、全員が「ここまで言って何もないのはありえない」「いつかはわからないが5人での動きは確約された」などの見方でした。

中には「秋から暮れにかけての時期でドームクラスのライブがあってもおかしくない」「デビュー日の11月3日という可能性が高い」とまで言う人もいたのです。

「会場はエージェントであるSTARTOがすでに押さえている」という報道もありましたが、アイドルとしてはブランクがあるだけに準備期間が必要など、早期実現のハードルが高いことも事実。さらに本人たちが“周年”などの節目にこだわり過ぎないニュアンスであることも含め、現段階で「年内決定」のように断定的に報じるネット記事などには違和感があります。

活動再開を発表するのは嵐の5人

それでもコメントの中で「主体性」を3度も繰り返したことから、確定的なのは「5人が活動の意思決定をしていくこと」「STARTOとはエージェント契約であること」の2点。

さらに株式会社嵐の代表取締役を弁護士で映画製作会社などを経営する四宮隆史さんが務め、活動再開の時期こそ未定ではあるものの、「タイミングが来たらメンバーから発表される」というニュアンスのコメントを発しました。ファンにしてみれば、ここまで言われたら期待せざるをえないでしょう。

エンタメに精通し、権利関係にも強い社長のもとで、嵐はどんな活動をしていくのか。

コンサートなどイベントの開催、グッズや出版物などの販売、ファンクラブ運営、著作物などの管理など、嵐とファンをつなぐさまざまなマネジメントが行われると見られています。

ただ、ファンも業界関係者も「以前のように戻ることはない」という見方でほぼ一致。これは大野さんが活動休止に至った経緯や宮古島ではじめたビジネス、あるいは全員40代になり、5人中3人が結婚したことなどを踏まえると、「5人のタイミングがそろった時だけのスポット的な活動ではないか」「多くても数年に一度のツアー程度だろう」「テレビやネットなどのメディアにはあまり出ないかもしれない」などと見られています。

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