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吉田カバン、就活・出張時の「仕事バッグ」最新事情 ビジネスシーンでのリュックは市民権を得た

東洋経済オンライン / 2024年4月17日 12時0分

疲れてホテルの部屋に戻り、ネックレスやイヤリング、時計などを外すと、どこに置いたかわからなくなる時があるかもしれない。そうした際の“受け皿”にもなりそうだ。

どんどん入れられるトートバッグも人気

リュック派が多い時代だが、トート派もいる。

「トートバッグとしては、POTR/SCOPEの『アーバントート』(5万8300円)が支持されています。本体は高さもあって大きく開けられ、大容量で16インチのPCが入ります。2台入れる場合にも対応できます。また、外装側面のファスナーポケットは内側の収納部が広がるので、靴や着替えも入れられます。仕事終わりにジムに行くような人にも便利です」(同)

「手持ち部分が短めのバッグだと冬にコートなどを着た時に持ちづらくなってしまう」(20代女性)という声も聞いたが、このトートバッグなら対応できそうだ。

ところで近年、さまざまな商品の価格が上がっている。原材料や物流費も高騰するなど鞄業界にも影響がある中、吉田カバンの見解を聞いた。

「1935年の創業以来、日本製にこだわってバッグをつくり続けています。創業者の吉田吉蔵(きちぞう)の『絶対に日本の職人を絶やさない』という思いを受け継ぎ、来年で創業90年を迎えますが、日本の職人やモノづくりを守っています」

人件費が安い国の工場での大量生産ではなく、国内の職人が携わり、製作工程には手作業も多い。同社のバッグは丈夫だが、壊れたら修理にも応じており、そうした時も各職人が担当する。

新しく買ったバッグも、経年変化したバッグも使う人の人生と共に生きる(生きた)存在だ。時には愛用の仕事バッグと向き合ってはいかがだろう。

高井 尚之:経済ジャーナリスト、経営コンサルタント

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