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新橋・ほりうち「590円朝ラー」で過ごす大満足の朝 スーツ姿の男性たちに交じり、一日をスタート

東洋経済オンライン / 2024年4月20日 7時0分

ただ、朝限定のメニューをやっているお店となると、なかなか見つかりません。

新宿と新橋の2店舗しかない「らぁめんほりうちをチェーン店として紹介するべきか否か」というのは判断の別れるところではありますが、新宿と新橋は訪れる人も多いでしょうし、微力ながら都心の朝ラーを盛り上げるべく一筆とらせていただきました(というか、純粋にほりうちのファンで紹介したかったのです)。

ほりうちの朝らぁめんで古き良き昭和のラーメンを朝から堪能

そんな貴重な朝限定のラーメンを販売している「らぁめん ほりうち」の新橋店。「朝らぁめん」は朝食にぴったりサイズの小さめの丼鉢に入って提供されました。

澄んだ茶色のスープには脂がきらめき、上にチャーシュー、メンマ、ほうれん草、海苔が載っています。

見た目からしてオーソドックスな昭和のラーメンです。最近のラーメンは繊細な盛り付けや個性的な味付けで、バリエーションが豊かになってきました。

でも、こういう古き良きしょうゆラーメンって、たまにものすごく食べたくなります。

スープは見た目通りのあっさり醤油味で、昔ながらのちょっとしょっぱめのやつ。でも、その塩気が食欲をそそるのです。

醤油の香りと香ばしさに、鶏ガラと豚骨をふんだんに使ったダブルスープが溶け込んで絶妙な味わいです。折り返し地点で調味料ブースに並んでいたお酢を追加しても、さっぱりしておいしい。

提供直前にカットするしっとりチャーシューが絶品

チャーシューは1枚だけですが、サイズも厚みも相当なもので塊感があります。厨房に蒸し器が置いてあり、提供直前に毎回チャーシューブロックを取り出して、包丁でカットして提供していました。

直前まで蒸してあったので、しっとりとして脂っこくない。かむとぎゅっとした歯触りで、肉の密度が高く、凝縮された旨みが詰まっています。かみごたえもありつつも、口の中でほどける絶妙な仕上がり。

麺は中太で丸麺ではなく楕円形のひらべったい形状です。みずみずしいもっちりとした食感で、しっかりした食べごたえでした。

喉越しを楽しみながらすするというよりは、麺をしっかりかみしめて、小麦のうまみを味わいたいところ。麺の量はレギュラーメニューよりも少なめで、朝には丁度良いボリュームです。

シャキシャキ食感や、磯の旨みをプラスしてくれる海苔、さっぱり口をリセットするほうれん草など、定番のトッピングが、箸休めとなり、飽きることなくぺろりと平らげました。

朝ぞうすいは、朝限定ならではの裏メニュー感がたまらない

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