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バビーズ「1900円ブランチ」忖度なしの正直な感想 アメリカの家庭料理を味わえる人気店の実力は…

東洋経済オンライン / 2024年4月27日 7時10分

まわりを見回しても、誰もが満足気な表情で食事を頬張っていました。「うん、そうなるよね」と、ほっぺもすでに落としながらうなずく筆者です。

ハイボールで朝食を食べる贅沢すぎる休日

「バビーズ」のブランチメニューは、ドリンクがセットになっていないため、別途注文する必要があります。ドリンクメニューも、「オーガニックホットコーヒー」が税込550円、「オーガニックダージリン」が税込600円とソコソコなお値段がします。

なぜか不思議なことに「ハイボール」と「スパークリングワイン」は税込250円と、大衆居酒屋のような価格でした。「今日は日曜日だし、節約にもなるし」と、脳内で自分で自分に言い訳して、「ハイボール」を飲むことに。

お世辞にもヘルシーとは言いがたい、こってりしっかりな味付けのメニューばかりなので、お酒の肴にぴったりです。甘いとしょっぱいを交互に食べては、「ハイボール」で流し込む。シュワシュワとした炭酸で口の中がリセットされ、ほんのりいい気持ち。なんと贅沢な朝食でしょう。

気になる総額ですが、1650円に250円で、1900円と相成った、というわけでした。でも、この多幸感で1900円は、むしろ安く思えてきます。

11時には店内はほぼ満席になり、店の外には順番待ちの行列ができています。店内には1人客はゼロ。カップルと女友達で埋め尽くされています。これから街へ繰り出すであろう彼女らを横目に、ちょっと自堕落で、うんと幸せな朝を味わう「バビーズ」のブランチ。

今回は時間制限で11時半までに退店する必要があったため1杯で切り上げましたが、「次回はブランチプレートをあてに、もうちょっとじっくり飲んでみよう」と心に誓う朝でした。

編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。

大木奈 ハル子:ブロガー・ライター

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