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「プリンを食べるか我慢するか」で人生変わる理由 後悔しない時間の使い方を身につける方法

東洋経済オンライン / 2024年4月28日 17時0分

1.満足感  2.充実感  3.達成感  4.快感  5.安らぎ感

一方で、将来の目標達成のための選択をするのが「投資の時間」です。自分がこの先クリアしたい目標(たとえば試験に合格したい、売上目標をクリアしたい、3キロやせたいなど)を達成することを最優先した選択です。

もし、プリンを食べる選択をした場合。その瞬間は「幸福の時間」かもしれません。でもその後に、自己嫌悪を感じるかもしれません。

「自分はなんて意志が弱いんだ。だからやせられないんだ… …」

「幸福の時間」を選ぶと得られること

・満足感
・充実感
・達成感
・快感
・安らぎ感

「投資の時間」を選ぶと得られること

・将来の満足感
・将来の充実感
・将来の達成感
・将来の快感

やせるという目標を優先させたいなら、ここはガマンです。

時間の選択で迷ったときは、4つの時間を考える

でも、得てして人間はそんなに正しい選択はできないものです。それに、本当は何が正しいのかもよくわからない。「絶対的な正解」なんてないのかもしれません。あるのは「その時の自分の選択」です。これはダイエットの話に限りません。

「今」の幸福の時間を選ぶか、「将来」のための投資の時間を選ぶか。
時間の選択で迷ったときは、4つの時間を考えてみます。

「最近は役割の時間ばかりで、幸福の時間が思うようにとれてなかった」
「このところ、資格をとるための勉強時間を増やしたので、投資の時間ばかりで、幸福の時間が少なかった」

そう思ったら、ここでは幸福の時間を選択するのはありですよね。つまり、プリンを食べる。

「役割の時間」や「投資の時間」ばかりだと、息が詰まることもあります。

人生をもっと幸福で満たしたいという思いもあると思います。

一方、こんな時はプリンをガマンしたほうがいいかもしれません。

「最近、幸福の時間がたくさんとれていて、満足感の高い日々を過ごしている」

4つの時間の配分を考えながら、自分が求める理想の時間のポートフォリオに近づけていく。そのための行動をとる。そうすることで時間の選択力が向上していきます。

50歳の人の残り時間は体感でたったの「15年」?

「人生は自分が思っている以上に短い」

先人たちの多くが、こういう言葉を残しています。

僕は今50代ですが、ここまでの人生、信じられないくらいあっという間でした。1年は、感覚的には6か月くらい。犬の成長が速いことにたとえて「ドッグイヤー」という言葉がありますが、人間の印象による時間感覚「インプレッションイヤー」も相当スピーディーです。

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