1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「幸せの先送り」をついしてしまう人の共通点 「やらなければいけないこと」を優先してしまう

東洋経済オンライン / 2024年4月30日 11時0分

そんな状況を変えたいと思い、ある時から会食の目的を変えました。会食は仕事の手段(投資の時間)ではなく、相手と仲良くなるための「幸福の時間」にすることにしたのです。

仲良くなる、おいしく食べる、楽しい時間にする。そう決断しました。

すると、少しずつではありますが、会食の時間価値が変化していきました。つらいな、大変だなと感じてばかりいたのが、だんだんと「この部分は楽しかった」「ここは勉強になった」と思えるようになり、そして今では楽しくて、幸福な時間に生まれ変わったのです。相手が変わったのではなく、自分が考えを変えただけで、時間の価値が大きく変化しました。

時間の目的を変える

苦手だった「雑談」も、目的を変換することで克服しました。仕事の打ち合わせ前の雑談を、以前は「打ち合わせをスムーズに進めるためのアイスブレイク」と考えていて、「投資の時間」として設定していたのですが、当時は雑談が苦手でした。

でも、雑談を「相手と仲良くなるための時間」と目的を変えて以降は、雑談がグッと楽しく「幸福の時間」になりました。楽しくなったせいで、ついつい雑談が長くなってしまうくらいです。

時間の目的を変える。そして少しずつでいいから変化していく。これこそが、「役割の時間」や「投資の時間」を、「幸福の時間」に変化させる方法です。

柿内 尚文:編集者

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください