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「公立トップ校に合格する子」共通する6つの特徴 親と子どもとの日々の「雑談」がなぜ重要か

東洋経済オンライン / 2024年5月2日 7時50分

公立高校の場合、内申点という学校成績があり、それが合否の対象になることはご存じだと思います。都道府県によって、その割合や対象学年は異なりますが、基本的にどの都道府県でも内申点が入っていると思います。

しかも主要教科だけでなく、実技科目も入ってきます。ということは、マルチに満遍なく、そつなくこなす必要があります。先生が嫌いだから勉強しないとか、やりたくないからやらないというタイプだと内申点で高得点を取ることは容易ではありません。

筆者は、そのような子に大いなる可能性を感じていますが、残念ながら公立高校受験では不利になることがあります。

しかし、そのような子でも、中学3年になると周囲の雰囲気が変わり、脳も発達し精神年齢も上がってくるため、ようやく自分が置かれた実態について把握できることもありますが、「時すでに遅し」ということが少なくありません。

そこで、木村さんには次のこと実践されることをお勧めします。

子どもとの日々の「雑談」は重要

(1)子どもに高校入試とは何かを伝える
(2)具体的に何をすると成績が上がるのかを伝える
(3)勉強方法を知る機会を作る
(4)子どもとの雑談の頻度を上げる
(5)子どもの自己肯定感を高める言葉を使う

(1)子どもに高校入試とは何かを伝える

子どもは高校入試とは何かまったく知らない場合があります。入試があることすら知らない子もいるぐらいです。子どもは目先のことに夢中になる傾向があるため、先のことについては意識が薄いものです。

そこで、中学の次には高校があり、その高校に入るためには入試というテストがあることを伝えます。その入試では、5段階表示された学校の成績表(1年に3回、または2回)の結果によって受験できる高校が大方決まることなど伝えます。そして入試の合否は内申書(学校成績)と入試の得点で決まることなどです(都道府県によって異なります)。

(2)具体的に何をすると成績が上がるのかを伝える

定期テストというものが年何回かあり、それが成績を大きく左右します。しかし、学校の成績はそれだけではつかず、例えば、提出物(宿題など)が1回でも提出が遅れたり、出さなかったりすると成績が1段階下がったり、授業中関係ない話をしていると主体性の欠如ということで成績が1段階落とされる可能性があることも伝えます。普通にやっていれば問題ないものを、普通から外れるといくらテストで点数を取っても成績は下がることが一般的です。特に難しいことをするわけではなく、ただ普通にやっていればいいことを強調しておきます。

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